年末年始の取扱いについて
◆年末年始の薬剤長期投与について
投与日数に制限のない薬剤については、レセプトの「摘要」欄に注記する必要はなく、医師の予見する範囲で投与することができます。取扱いは平時と変わりません。
年末年始の場合、薬価収載1年以内の新薬、麻薬、向精神薬などの投与日数に制限のある薬剤(1回14日までとされている薬剤)を投与するとき、30日を限度に、投与日数の制限を超えて投与することができます。その場合レセプトの「摘要」欄(レセプト電算処理システム用コード「830100206」と入力)又は処方箋の「備考」欄に「年末年始に係る」旨の注記が必要となります。
もともと1回30日までとされている薬剤は、30日を超えて投与することはできません。
◆年末年始の休日加算など
12月29日から1月3日は休日の取り扱いとなります。この期間の加算の取扱いは下記の通りです。
この期間中の休診日・・・深夜を除く時間が全て休日加算の対象となります。
この期間中の診療日・・・標榜時間内は休日加算の算定はできません。ただし、夜間・早朝等加算の施設基準を満たしている医療機関については、標榜時間内の診療は夜間・早朝等加算が算定でき、時間外の診療は休日加算又は深夜加算の対象となります。下記<例>参照