2022年3月6日

地区総会開催-地区活動の充実で先生方をサポート

(愛知保険医新聞2022年3月5日号)

第6波の新型コロナウイルス感染症感染拡大もピークアウトの見通しが立ちつつあります。しかし、二年間に及ぶ新型コロナウイルス感染症禍で、医師・歯科医師は疲弊しました。会員の先生方はコロナ禍でも、不安を抱きながらも診療に携わっていると思います。

4月の診療報酬改定を控えた現在、全国保険医団体連合会と47都道府県の保険医協会・保険医会の社保担当役員ならびに事務局員は、改定内容をわかりやすく説明する冊子の作成作業に全力で取り組んでいます。

愛知県保険医協会が設立された72年前、戦後の混乱が続く中、診療報酬の支払い遅延と開業医の3分の1が差し押さえにあう過酷な徴税に苦しんでいました。そのような時、先輩医師等が「開業医の生活と権利を守る団体をつくろう」と立ち上がりました。1949年の設立以来、愛知県保険医協会は会員の先生方を全力でバックアップしてきました。

そして保険医協会は量・質ともに堅実な発展をとげました。さらに盤石な協会を築く方針を掲げて様々な活動を展開し、2022年3月の会員数は9186人となりました。

1985年には、保険医協会の行事や事業を会員・ご家族・従業員の方々のより身近な地域で広げるために、愛知県内を6つに分け地区(名古屋北部地区、名古屋南部地区、尾張東部地区、尾張西部地区、西三河地区、東三河地区)を発足させ、地区を選出基盤に評議員制度を確立しました。

地区活動は(1)より良い診療・より良い経営を地域から、(2)会員・家族・従業員が楽しく集う場、(3)健康講座など住民と結びついた医療活動、(4)自治体へのはたらきがけなど住民と共同した運動、(5)協会活動全体への積極的参加――を基本的な内容に、地区世話人・理事を中心に担当事務局のサポートで取り組まれています。

2021年度は各地区とも若手医師・歯科医師、女性医師・歯科医師の会員の先生が新たな世話人となり、感染拡大に留意しながら地区活動を盛り上げていただきました。

各地区で3月に地区総会が開催されます。ぜひともご出席いただき、会員要求に依拠した活発な地区活動が行えるよう、先生方のお力添えをお願いするとともに、忌憚ないご意見をお聞かせいただきたいと思います。

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