2020年3月6日

地区総会-会員要求に依拠した活発な地区活動を

(愛知保険医新聞2020年3月5日号)

愛知県保険医協会は設立70周年を迎える6月の総会までに9,200人会員を達成することをめざしている。
協会は1949年の設立から今日まで一貫して保険医の生活と権利を守り、国民医療の充実と向上をはかることを目的に、保険診療の情報提供、点数・請求質問、審査・指導相談、税務経営相談をはじめ、学術研究会、共済事業や文化行事など多面的な活動に取りくんできた。特に社会保険対策には定評があり、会員の期待も大きく、日常の保険点数の問い合わせは年間約17,000件に上っている。
4月の診療報酬改定に向け、全国保険医団体連合会と47都道府県の保険医協会・医会の社保担当役員ならびに事務局員と共に、新点数説明会・運用説明会の準備を進めている。
こうした取り組みの中で協会は量・質ともに堅実な発展をとげた。さらに盤石な協会を築く方針を掲げて様々な活動を展開し、2020年3月の会員数は9,166人となった。
活動の要となるのは、愛知県下を名古屋北部地区・名古屋南部地区・尾張東部地区・尾張西部地区・西三河地区・東三河地区の6地区に分け、それぞれの地区世話人・協会理事が工夫して独自に取り組んでいる地区活動だ。
地区活動は「よい診療・よい経営を地域から」「会員・家族・従業員が楽しく集う場として」「健康講座など住民と結びついた医療活動」「自治体へのはたらきかけなど住民と共同した運動」「会員拡大を含む協会全体の活動への積極的参加」の内容で行っている。
主な取り組みとして、会員向け研究会、会員懇談会・学習会、従業員接遇講座、医療安全管理研修会、年忘れパーティ・史跡散策・ボーリング大会などのレクレーション企画に、多くの会員・家族・従業員が参加している。地域住民との取り組みでは、福祉まつり・子どもの健康を考えるつどい・健康講座相談会などで多くの市民との対話が行われた。10月には地元世話人・理事の参加で自治体要請キャラバンを取り組んだ。
今後、2020年度の活動方針を決める地区総会が開催予定である。ぜひともご出席いただき、各地区の会員要求に依拠した活発な地区活動を行えるよう先生方のお力添えをお願いするとともに、忌憚のないご意見をお聞かせいただきたい。

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