2018年2月27日

地区総会を前に-過去最高の会員数に応える地区活動

(愛知保険医新聞2018年2月25日号)

愛知県保険医協会は1949年の設立以来、一貫して保険医の生活と権利を守るとともに、国民医療の充実と向上を図るための活動を推進してきた。こうした中で、質・量ともに堅実な発展を遂げ、創立60周年の2016年6月には8,800人の会員となり、新たな10年に向けて創立70周年までに9,200人を超える会員を擁す盤石の保険医協会を築く方針を掲げた。2017年の協会会員の実増数は、全国51協会の中で医科開業医会員は第5位、歯科開業医会員では第4位となり、9,043人と過去最高の会員数で2018年の新春を迎えることができた。
これもひとえに、先生方お一人一人が、各地区で知人・友人、ご子息・ご令嬢の先生方への共済制度、社会保険・税務講習会や電話相談など保険医協会の優位性と先進性、そして利用のしやすさを熱心にお伝えいただいたことなど、ご協力の賜物だ。改めてお礼を申し上げる。
医科・歯科一体、勤務医との連携の中で「頼りになる協会」を築き上げ、2018年6月の定期総会を過去最高の会員数で迎えたい。
保険医協会では、地域に密着して会員の先生方の要望に応えた行事を企画し、県内津々浦々の先生方の声を協会諸活動に反映させるために、愛知県内を6地区(名古屋北部・名古屋南部・尾張東部・尾張西部・西三河・東三河)に分けた地区活動を行っている。
各地区では、日常診療の役に立ち会員相互の親睦や連携の機会ともなる会員懇談会、日常診療を語ろう会、若手開業医懇談会などを開催している。また、会員や家族・従業員も一緒に参加できるレクリエーション企画として史跡散策、納涼企画、年忘れパーティーなども行っており、先生だけでなく家族・従業員にも大変好評だ。従業員向けには日頃、先生方が心を砕いている従業員の成長のためのキャリアアップ講座や医療安全管理講習会などを企画している。健康講座の開催など地域住民との結び付きを強める活動や、自治体への働き掛けなど住民と共同した運動も追求している。
3月10・11日には、2018年度の活動方針を決める各地区の地区総会が開催される。ぜひご出席いただき、今後とも盤石な保険医協会の維持発展と、愛知県内各地区の会員要求に依拠した活発な地区活動を行えるよう、先生方のお力添えをお願いするとともに、忌憚のないご意見をお聞かせいただきたい。

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