西三河地区患者トラブル対策セミナー報告

整理された「応召義務」の理解がポイント

協会西三河地区は9月29日(木)午後、刈谷市産業振興センターで「患者トラブルの最近の特徴と対処法」をテーマに患者トラブル対策セミナーを開催した。講師は尾内康彦氏(元大阪保険医協会事務局次長)で、23医療機関28人が参加した。

講師はまず患者トラブルの最近の傾向として「特徴的なものは間違いなくネットの書き込み問題」とし、書き込んだ人は特定できても警察も弁護士も相手をしてくれないことも多く、精神疾患が疑われる患者の書き込みは対応を誤ると長引くので注意が必要だと話した。解決事例として、実際に書かれた口コミの内容と対応を紹介した。
また「書き込まれるにはそれなりの理由がある」とするのは甘い考え方で、悪質な口コミの背景には「口コミ改竄業者」の介在、暗躍があることも紹介した。

最後に、患者トラブルの対応で一番大事なものは「応召義務」に対する認識であり、2019年末の厚生労働省医政局長通知(医政発1225第4号)で「診療に応じないことが正当化される場合の考え方」が整理されたことと、これを元にした院内掲示物例を示した。

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