平成22年度個別指導において指摘頻度の高かった項目(1)

平成22年度個別指導において指摘頻度の高かった項目(1)

I.診療録

・コンピューターにて診療録を作成する際は、診療の都度署名(または記名押印)を行うこと。
・歯周疾患の進行の度合を省略することなく(P1、P2、P3と分けて部位ごと)記載すること。
・欄外への記載、1行内に複数行の記載等。
・二重線での抹消ではなく、不適切な診療録の訂正(修正液・塗りつぶし等)。
・第1面の記載不備(主訴・口腔内所見・開始・終了・転帰)。
・種別・使用材料・使用金属・使用薬剤の記載不備。

II.診療内容

1.初・再診料
・障害者加算を算定しているにもかかわらず、診療録に算定した日の患者の状態を記載していない。
2.医学管理
(1)歯科疾患管理料
・管理計画書の内容、提供時期および添付の不備。
・管理の要点の診療録への記載不備。
(2)機械的歯面清掃加算
・歯科衛生士による機械的歯面清掃における、診療録への当該歯科衛生士名の記載不備。
(3)歯科衛生実地指導料
・プラークチャートを用いた指導の未実施。
・歯科衛生士に指示した内容等の診療録未記載。
・提供文書の内容および添付の不備。
・指導内容の要点、プラークチャートの歯科衛生士業務記録簿への記載不備。
・歯科衛生士業務記録簿の未作成。                   (つづく)

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