歯科診療報酬改定情報 (7)

歯科診療報酬改定情報 (7)

中医協は、2月10日に総会を開き、「平成24年度診療報酬改定」について答申を行った。詳細については、既にお送りしている全国保険医新聞の2月15日号を参照いただきたい。
歯科関連では、基礎的技術料の引き上げが不十分ではあるものの行われた一方、診療側が一貫して要望してきた基本診療料の引き上げについては、盛り込まれなかった。なお、答申には、歯科の基本診療料のあり方について検討を行い、その結果を今後の診療報酬改定に反映させることとの附帯意見が添えられた。
今後は、3月上旬頃に診療報酬についての告示・通知が、3月下旬頃には記載要領や医療と介護の給付調整などが示される予定。
今次改定では、複雑化している通知の簡素化も中医協で議論となっていることから、通知についても整理が行われることが予想される。過去の診療報酬改定では、通知で算定が狭められることもあるため、引き続き注視する必要がある。

保険医協会では、診療報酬改定の情報を随時、新聞などでお伝えします。また、3月31日には豊橋で、4月1日には名古屋で歯科新点数説明会を開催します。院長先生が会員の医療機関であれば、従業員の方も参加いただけますので、ぜひご参加ください。

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