2022年11月16日

「保険証の廃止」撤回の取り組み

健康保険証の廃止方針の撤回を求める署名

「健康保険証を廃止しないでください」署名にご協力お願いいたします。

健康保険証を廃止しないでください

マイナンバーカードの交付率は人口比約5割、うち保険証利用の登録件数はカード所持者の4割という現状であり、多くの国民はマイナンバーカードによる保険証利用を希望していません。国民皆保険制度の我が国で、マイナンバーカードに保険証機能を一体化し、現在の保険証を廃止するのは、全国民にマイナンバーカード取得を強制するのに等しいものです。マイナンバーカードの取得は、国民一人ひとりが利便性と危険性を考えて決めるという番号法の申請主義に反します。

2022年10月、河野デジタル担当大臣は、紙やプラスチックの保険証を2024年秋にも廃止すると表明しました。マイナンバーカードの交付率が依然として低い現状を打開する狙いといわれていますが、命と健康に関わる医療を人質に取って、マイナンバーカード取得を実質義務化するような今回の表明には、到底納得できません。

マイナンバーカードの保険証利用には、カード紛失・盗難やマイナンバー漏洩のリスクや、5年に一度の更新が必要なこと、寝たきりや認知症などでマイナンバーカード取得が困難な方は医療機関への受診もできなくなるなど、懸念もあります。

また、災害時の停電やシステム停止・故障時には、医療機関窓口で資格確認ができないなどの問題も考えられます。

マイナンバーによって、個人の金融資産や納税額、保険料等を紐付けて把握し、国が個人情報を統制・監視することにもつながるとの指摘もあります。

少なくとも、現行の健康保険証は原則交付とし、マイナンバーカードを保険証として使うかどうかは個々の国民の任意とするべきです。

要請項目

一、現行の健康保険証の廃止方針を撤回すること。

●下記から署名用紙がダウンロードできます。印刷してご利用ください。
 返信はFAXまたは2枚目の返信用封筒をご利用ください。

●下記のボタンから署名ページに移動できます。

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