●テーマ 認知症にもつながる難聴の話~補聴器の利用促進に向けて~
●講 師 中下陽介氏(楓みみはなのどクリニック院長/一宮市)
●ところ みんなの貸会議室 706会議室(名古屋市中区栄2-2-1 広小路伏見中駒ビル7階)
●定 員 50人(WEB参加者の定員はありません)
※医科・歯科、地区にかかわらずご参加ください
●参加費 無料
〔講演要旨〕難聴は身近な症状であるにも関わらず、「年のせい」として見過ごされている例が多い。難聴に対して適切な介入がされないと、コミュニケーションや認知能力、就労社会的参加、精神面などへの悪影響があるとされている。特に我が国は世界でも有数の高齢化社会であり、現在1500万人以上が加齢性難聴と言われている。
難聴を放置することは認知症の最大のリスクとされており、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会では「聞こえ8030運動」と称して、難聴の早期発見、予防、介入などに取り組んでいる。今回、補聴器の利用促進を中心に難聴と認知症の関係について講演する。