東三河地区 第37回子どもの健康を考えるつどい

【オンデマンド配信のご案内】

2024年12月15日

愛知県保険医協会 東三河地区では、毎年「子どもの健康を考えるつどい」を開催しています。
この企画は、子どもの健康の様々な諸相について、医師・歯科医師と教育・保育・保健など関連する各分野の方や市民とともに、考え合う場として開催し今年で37回を迎えます。
今年のテーマは、感覚過敏な子どもへの対応について。親や教育関係者等が知っておくべきポイント等について12月15日にご講演いただきました。

オンライン参加が満席になり、ご参加できなかった方のためにオンデマンド配信を行います。

●講 師 大瀧 和男氏
  (かずおメンタルクリニック院長、豊橋市精神科学校医、豊橋市不登校対策推進委員)
●テーマ 感覚過敏な子どもへの対応について

●要 旨
近年、子どもがHSC(Highly Sensitive Child)ではないかと外来にやってくる親子がいる。話を伺うと、HSCとかHSPを医学的診断と勘違いされている方が多い。HSというのは、生まれつきの性質のようなものであって、診断という範疇のものではない。それなのになぜか。どうやら、発達障がいではないというお墨付きを得たいというのが、受診動機のようなのである。今回HSCが児童精神科の中でどのように位置づけされているのかを明らかにして、その理解と対応を考えてみたい。

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