Q1.CAD/CAMインレーを装着する際に内面処理加算が算定できるが、ダツリ再装着の場合も内面処理加算は算定できるか。
A1.算定できます。接着性の向上を目的に、内面処理(アルミナ・サンドブラスト処理およびプライマー処理など)を行った場合は、どちらの場合も内面処理加算を算定できます。
CAD/CAM冠で補管期間中のダツリ再装着の場合は、装着料は算定できず装着材料料のみ算定します。
Q2.8番にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を使用できるか。
A2.エンドクラウンの場合のみ使用できます。また、CAD/CAM冠用材料(Ⅴ)(PEEK冠)が使用できます。なお、どちらの場合にも咬合支持要件はありません。
Q3.歯科用金属アレルギーの患者に対して、大臼歯にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を使用する場合、咬合支持を考える必要があるか。
A3.必要ありません。歯科用金属アレルギー患者に対して、大臼歯にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を使用する場合、同側及び反対側の大臼歯の咬合支持などの要件はありません。