2021年9月8日

原水爆禁止2021年世界大会オンライン

核の非人道性訴え禁止条約ひろげよう

今年も「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を―人類と地球の未来のために」をテーマに原水爆禁止2021年世界大会国際会議が8月2日、広島大会が8月6日、長崎大会が8月9日にそれぞれオンラインで開催された。
協会と反核医師の会・愛知は、8月9日(祝)のナガサキデー集会の視聴会を協会伏見会議室で開催し、医師4人と事務局4人が参加した。

主催者報告で安斎育郎立命館大学名誉教授は、核兵器使用の非人道性をアピールし、禁止条約に署名・批准する日本政府の実現へ運動と共同を発展させようと呼びかけた。
来年開催予定の核拡散防止条約再検討会議で軍縮委員会委員長を務めるマレーシアのサイエド・ハスリン・アイディド国連大使、核兵器禁止条約採択に尽力したメキシコのメルバ・プリーア駐日大使らが参加、田上富久長崎市長もあいさつした。長崎で3歳の時に被爆した田中安次郎氏は、「私たちを最後の被爆者に」と訴えた。

最後に核兵器禁止条約参加などを求める「長崎からすべての国の政府への手紙」が発表され、核兵器の非人道性を告発する運動の重要さを確認し閉会した。

ページ
トップ