運動方針

2022年度 「保険でより良い歯科医療を」愛知連絡会活動方針

1、わたしたちをとりまく情勢と「保険で良い歯科医療」を求める運動の重要性

コロナ禍の発生から2年が経過したが、岸田政権は経済活動を優先して、有効な手立てを打てずにいる。2月にはロシアによるウクライナへの軍事侵攻が行われ、世界の平和と秩序が脅かされている。国民生活に目を向けると、様々な生活必需品が値上がりし、日々の生活に大きな影響を及ぼしている。

歯科医療においても、被せものや詰めものに使用するパラジウムや金などの貴金属価格が急騰し、歯科医療機関の赤字の拡大、患者窓口負担の増加などの影響が出ている。そのような状況の下で、10月に75歳以上の患者窓口負担の2割化が強行されると、経済的な事情による受診控えが一層増加し、口腔内の状態が悪化・重症化することは、明らかである。

口腔ケアなどでお口の健康を維持することで、全身の健康にも大切であることや、感染症を防ぐことにもつながることが、広く知られるところとなっている。そのためにも、お金の心配などをせずに、定期的な歯科受診が行えるよう、患者さんの窓口負担を軽減することが大切である。

2022年度、愛知連絡会は「歯科保険医療制度の改善をすすめ、国民の口腔の健康を守る」活動を進める。

2、今年度の方針

  1. 災害時や、新型コロナウィルスなどの感染症に対する口腔ケアの重要性も盛り込み、「保険でより良い歯科医療を求める意見書」採択を県内各自治体に求める運動に取り組む。
  2. 災害時への備えとして、県内各自治体の備蓄品や各家庭での避難袋に、口腔ケア用品を加えるよう働きかけや呼びかけを行う。
  3. 子どもの歯並びの治療の保険適用、口腔崩壊に結びつく子どもの貧困の解消への対応、糖尿病予備群への歯科検診事業の実施など、患者・住民の要望を汲み上げて、実現のために県内自治体、関係各所に働きかける。
  4. 歯科技工士の現状を改善する運動に取り組む。歯科技工士との対話を行い、連絡会の活動に参加してもらえるよう働きかける。歯科衛生士とも協力関係が作れるよう取り組む。
  5. 患者・国民がお金の心配をせず、歯科受診ができるよう、「75歳以上窓口負担2割化」に反対する運動に協力する。
  6. 地方議員に、歯科医療の現状や重要性を訴える活動を行う。
  7. 市民公開講座や出前学習会を、新型コロナウィルス感染拡大防止策を講じながら開催する。
  8. イレバデー(10/8)の「歯の何でも電話相談」に取り組む。イイハデー(11/8)の街頭宣伝を実施する。
  9. 連絡会の活動趣旨を訴え、多方面の団体に呼びかけ参加団体を増やして組織の強化をめざす。
  10. 事務局会議・世話人会の開催、連絡会ニュースの発行で、連絡会の活動を円滑に運営する。
  11. 「保険で良い歯科医療を」全国連絡会に参加し、全国の運動と協力・共同した活動に取り組む。
ページ
トップ