より良い医療制度をめざす活動

【17.07.05】子どもの任意予防接種

子どもの任意予防接種 予防可能なワクチンに助成を

協会地域医療部は二〇一七年四月現在の予防接種助成制度の実施状況(予定含む)について愛知県内全市町村にアンケートを行った。結果がまとまったので概況を報告する。

インフルエンザ助成 8市町村に
 子どものインフルエンザワクチンの助成について県内全市町村に調査を行った。高齢者のインフルエンザワクチンは定期接種化されているが、子どものインフルエンザワクチンは任意接種が現状だ。2016年〜17年にかけてのシーズンでのべ650クラスの学級閉鎖(名古屋市内)が発生している。校内で蔓延し、学級閉鎖をせざるを得ない状況を防ぐためにも定期接種化が求められる。
 今回の調査で、蟹江町と東栄町の2町が2017年10月から新たに子どものインフルエンザワクチンの助成を行うことが分かった。結果、県内8市町村が助成を行うことになる。助成をする8市町村のうち半分の自治体が対象を中学3年生までとしているが、安城市や設楽町、豊根村は対象を高校3年生まで拡げている。さらに飛島村に至っては対象を65歳未満とし、65歳からのインフルエンザの定期接種化を合わせると村民全員がインフルエンザワクチンの助成を受けられることになる。
 また助成額については、多くの市町が1000円の助成を行っているが、東栄町は全額助成をする予定で無料で受けられる。豊根村では中学生までは無料で受けられ、高校生は1000円の助成がある。

おたふくかぜ 9市町村が助成
 おたふくかぜワクチンの助成について毎年調査を行っているが、今年は新たに豊川市が助成を始め、9市町村が助成を行っている。また9市町村すべてが1回のみの助成だが、本来おたふくかぜは2回接種が求められるため、助成制度創設と共により確実に予防をするために2回の助成を各自治体に求めていく。

ロタワクチン助成進む
 ロタワクチンの助成を行う自治体は前回調査から3市増え、16市町村となった。前回の調査以降、岡崎市、豊川市、豊明市が助成を開始した。2012年4月当時、助成を実施していたのは豊根村だけであったが、わずか5年で15市町村増えた。ロタワクチンは、定期接種化されているヒブワクチン同様、生後2カ月頃から複数回接種する必要があり、その費用は子育て世帯に大きな負担となる。今後、県内どの市町村でも助成が受けられ、格差がなくなるよう、すべての市町村に助成を求めていく。

 

 

 

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