より良い医療制度をめざす活動

【11.04.15】任意予防接種費用助成実施状況まとまる

ヒブ・小児用肺炎球菌・HPV
任意予防接種費用助成実施状況まとまる
過半数の市町村で全額公費負担

 昨年11月26日に補正予算が成立し、ヒブ・小児用肺炎球菌・HPVの3ワクチン対し、市町村事業に助成されるようになった。これをうけて愛知県内全市町村で3ワクチンの接種に対して助成制度が設けられた。
 そこで協会地域医療部は、県内54市町村に対し、対象年齢、費用、実施時期などについてアンケート調査を実施した。費用について未回答の長久手町を除き結果がまとまったので報告する。

ヒブ―33市町村が全額公費負担

 ヒブワクチンは全市町村で対象年齢は「2カ月以上5歳未満」となっており、唯一集団方式を採用する南知多町を除き、53市町村が個別医療機関での接種となっている。
 接種費用は、33市町村(61.1%)が全額公費負担(自己負担無料)としており、残りの21市町村(38.9%)は何らかの自己負担がある。医療機関との間で接種費用を公定価格で定め、自己負担額を一定としているのは14市町あり、金額は800円(豊山町)、1,000円(岡崎市、春日井市、常滑市、大府市、知多市)、2,000円(岩倉市)、2,500円(清須市、北名古屋市)、2,800円(稲沢市)、2,900円(江南市、大口町、扶桑町)、3,000円(一宮市)となっている。また、公定価格を定めずに公費負担額のみを定めているのが7市町村あり、これらの市町村では医療機関ごとに接種費用が異なる。金額は2,000円(津島市)、2,500円(弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村)、7,000円(愛西市)を超える部分が自己負担となる。

小児用肺炎球菌―33市町村が全額公費負担

 小児用肺炎球菌ワクチンは全市町村で対象年齢は「2カ月以上5歳未満」となっており、唯一集団方式を採用する南知多町を除き、53市町村が個別医療機関での接種となっている。
 接種費用は、33市町村(61.1%)が全額公費負担(自己負担無料)としており、残りの21市町村(38.9%)は何らかの自己負担がある。医療機関との間で接種費用を公定価格で定め、自己負担額を一定としているのは14市町あり、金額は1,000円(春日井市、常滑市、大府市、知多市)、1,100円(豊山町)、1,200円(岡崎市)、3,000円(岩倉市、清須市、北名古屋市)、3,600円(稲沢市)、3,700円(江南市、大口町、扶桑町)、4,000円(一宮市)となっている。また、公定価格を定めずに公費負担額のみを定めているのが7市町村あり、これらの市町村では医療機関ごとに接種費用が異なる。金額は2,000円(津島市)、3,000円(弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村)、9,000円(愛西市)を超える部分が自己負担となる。

HPV―32市町村が全額公費負担

 HPVワクチンの対象年齢は、48市町村(88.9%)が「中学1年生〜高校1年生」としており、ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンと同様、南知多町のみが集団方式を採用している。
 接種費用は、32市町村(59.3%)が全額公費負担(自己負担無料)としており、22市町村(40.7%)は何らかの自己負担がある。15市町村(27.8%)が医療機関との間で接種費用を公定価格で定め、自己負担を一定額としている。金額はそれぞれ1,000円(常滑市、大府市、知多市)、1,500円(春日井市、豊山町)、1,600円(岡崎市)、4,500円(清須市、北名古屋市)、5,000円(一宮市、稲沢市、岩倉市、設楽町)、5,300円(江南市、大口町、扶桑町)となっている。公定価格を定めず公費負担額のみを定めているのはヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンと同様の7市町村であり、公費負担額は2,000円(津島市)、5,000円(弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村)、13,000円(愛西市)である。

概ね国基準で実施

 国の示した基準では、対象年齢が「ヒブ・小児用肺炎球菌は2カ月以上5歳未満」、「HPVは小6〜中3または中1〜高1」、接種費用は「ヒブが8,852円」、「小児用肺炎球菌が11,267円」、「HPVは15,939円」となっており、愛知県内では概ね国基準に沿った助成内容となっている。

予防接種助成実施状況(PDF)

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