より良い医療制度をめざす活動

【10.10.05】医師・歯科医師、患者署名にご協力下さい

診療報酬引き上げ、医業税制改善、患者負担軽減など求めて

 来年度予算の厚労省概算要求で、社会保障費の自然増分4.5%は認められたものの現状維持で、医療崩壊を「改善」に導く予算の手当は含まれていません。
 また、税制改正では、消費税増税・法人税引き下げの声が政府・財界から高まっている一方、医療機関の事業税非課税・四段階税制の存続については2010年の税制改正大綱で「2010年中に結論を出す」として、見直しの対象にされるなど、予断を許さない状況となっています。
 一方、当協会が実施した「受診実態調査」では、経済的理由によって治療の中止・中断や検査・投薬の拒否事例が医科・歯科開業医会員の4割にあることが明らかになりました。先進国と比べて極端に高い医療費窓口負担の軽減は国民の切実な願いです。
 日本医師会・日本歯科医師会も、来年度予算要望の中で、患者負担軽減の要求項目を掲げるに至り(「署名推進のための解説」参照)、医療界の共同が広がるチャンスが生まれています。民主党政権が、患者負担軽減の課題ではマニフェストを含め政策化に躊躇している現状で、「医療改善に患者負担軽減は不可欠」との声をどれだけ世論化して拡げるかがこの秋の焦点となっています。
 来年の通常国会には、このほか、新たな「高齢者医療制度」法案や介護保険の見直し法案など社会保障関連の重要法案の提出も予定されています。
 このような中で、この秋、保団連・保険医協会は医師・歯科医師署名で診療報酬改善・医業税制改正の実現を求め、患者署名で患者負担軽減や後期高齢者医療制度廃止などを求める取り組みを開始することになりました。
 多数の会員の賛同・ご協力をお願いします。本号は、未入会の先生にも広く保険医協会への入会をよびかけていますが、この署名(下に署名用紙PDFファイルがあります)にご賛同いただける方は、あわせてご協力をお願いいたします。

医師・歯科医師署名項目
診療報酬改善および税制改正に向けた要望書
一、医療崩壊をくい止めるためには、今年4月の診療報酬改定では不十分です。OECD諸国の平均並の医療費にするために、診療報酬を引き上げること。
一、医業税制の改善
(1)社会保険診療報酬に対する事業税非課税措置を存続させること
(2)社会保険診療報酬の所得計算の特例措置(租税特別措置法26条、67条)、いわゆる4段階税制を当面存続すること
(3)社会保険診療に対する消費税には、ゼロ税率を適用すること

〈医師・歯科医師署名実施要領〉

◎署名用紙……先生ご自身の医師・歯科医師署名です。(ゴム印でも可)
◎返送方法……本紙同封の用紙にご記入の上、FAXでご返信をお願いします。
(保険医協会/FAX052・834・3512)
◎締め切り……12月末
◎提出方法……いただいた先生方のお名前を連名にして、開会中の臨時国会で、首相、厚労大臣、財務大臣および地元選出衆参国会議員などに提出します。

●医師・歯科医師署名用紙PDFファイル:診療報酬改善および税制改正に向けた要望書

〈患者署名実施要領〉

(会員の先生に十月中旬にお送りしています)
1.送付内容
(1)患者署名(国会請願署名)……開業医会員5枚(50人分)、勤務医会員1枚(10人分)
(2)署名解説チラシ
(3)返信封筒(署名返送用)
2.署名要領
(1)まず、先生ご自身とご家族・従業員の方の署名をお願いします。全部埋まらなくても結構です。
(2)住所が同じ場合は、“同上”か、“〃”でも結構です。未成年の方の署名も有効です。
3.返送方法……署名用紙に同封の返信用封筒(切手不要)でご返送ください。
4.署名期間……最終締切 12月末
5.追加注文……必要なだけ無料でお送りします。
※署名用紙は、5名連記の署名用紙もあります。5名連記をご希望の方は協会事務局までご連絡ください。

●患者署名PDFファイル:「安心の医療をつくる」請願署名

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