より良い医療制度をめざす活動

【10.02.15】(5)健診・検診事業

   第5回は健診・検診事業について「特定健診」「各種がん検診」「歯周疾患検診」「40歳未満の住民対象の健診」についての報告と解説を行う。

健診・検診事業

要請項目
(1)特定健診、がん検診、歯周疾患検診の自己負担金を無料としてください。また、実施期間は通年とし、個別医療機関委託・集団健診をともに実施してください。
(2)四十歳未満の住民を対象に健康診査を自己負担無料で実施してください。
(3)歯周疾患検診を毎年無料で受けられるようにしてください。

特定健診・各種がん検診

 自己負担を無料としているのは、特定健診では実施市町村のうち6割以上だが、各種がん検診では肺がん検診を除き、ほとんど実施されていない。
 個別医療機関委託を通年(6カ月以上含む)で実施しているのは、特定健診が4割、がん検診が5割以上となっている。
 実施形態では、特定健診では個別医療機関委託が8割、集団健診が6割だが、がん検診では逆に個別医療機関委託が6割、集団健診が8割となっている。
 機会を増やし受診しやすくするために、特定健診・がん検診とも、個別医療機関委託・集団健診ともに通年で実施し、無料で受診できる制度にする必要がある。

40歳未満対象の住民健診

 40歳未満の住民を対象とした健康診査を実施しているのは55自治体(87.3%)だった。未実施は名古屋市、津島市、豊田市、東海市、七宝町、幡豆町のみであり、これらの市町は住民の健康保持のためにもすぐにでも実施することが求められている。
 また、実施自治体でも対象者に大きな格差がある。15歳から39歳までの住民のうち、他の健診を受ける機会のない者はすべて対象とする必要がある。

歯周疾患検診

 歯周疾患検診を毎年受診できるのは20自治体(31%)だった。また無料で受診できるのは、昨年よりも個別医療機関で1増の30自治体(実施市町村割合63%)、集団健診で2増の23自治体(同88%)となった。「歯の健康は全身の健康」という観点ですべての市町村で毎年・無料で実施することが必要だ。

特定健診実施状況(2009年)
健診まとめ(2009年)
40歳未満の住民検診実施状況(2009年4月)

※健診・検診事業についての詳細は愛知社保協のホームページをご参照下さい。

「自治体要請行動のまとめ」完成しました

  県内市町村を訪ねて、医療・福祉などの課題で要望をもとに懇談した「自治体キャラバンのまとめ」(84頁)が完成しました。
 各制度毎に、市町村別の実施状況が分かる資料を多く収録しています。各市町村での制度改善に役立つ資料となっています。
 ご要望の会員の先生には、無料でお送りします。協会実行運動担当までご連絡下さい。
TEL 052−832−1346
FAX 052−834−3584
E-mail aichi-undo@doc-net.or.jp

愛知自治体キャラバンのページはこちら(別ウィンドウが開きます)
キャラバントップページ
2009年キャラバンのページ

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