より良い医療制度をめざす活動

【09.02.05】レセプトオンライン請求義務化に反対する私のひと言(中)

「地域医療の崩壊を招きます」
レセプトオンライン請求義務化に反対する私のひと言(中)

 前号に続き、レセプトオンライン請求「義務化」撤回などを求める要望書に記載された「私のひと言」を紹介します。

■閉院せざるを得ない

○レセプトオンライン請求義務化が始まれば閉院します。(豊田市・皮膚科)
○当院の近くに高齢ではありますが一人で地域の医療にかかわり信頼されている先生が大変困っておられます。レセプトオンラインはできないし、患者さん達をこのままにしておく事もできないと。(南区・内科)
○高齢(七十七才)の為、レセプトオンライン請求はできません。(中村区・内科)
○医師の引退を促す「レセプトオンライン請求義務化」は、現在の「医療崩壊」をさらに広く深刻にすることは明らか。「義務化」をすすめる厚労省、政府の非常識・無責任さに怒りを感ずる。(犬山市・耳鼻咽喉科)

■医師不足対策に逆行

○医療機関の減少、さらには地域の医療崩壊につながっていきますので反対いたします。(緑区・内科)
○レセプトオンライン義務化により、開業医を辞退する医師が存在することは、地域医療をも崩壊させることになり、断じて納得できるものではない。(愛西市・内科)
○「医師不足」対策へ、逆行した政策。(小牧市・歯科)
○地域医療の混乱をまねく、レセプトオンライン化に反対します。(犬山市・歯科)
○経費削減と医師削減と、どちらをとるつもりでしょうか。(豊川市・内科)

■情報の安全性に不安

○「義務化」となると問題があり、努力目標として推進する程度の状況であれば受入れ可能とは考えます。但し、情報の目的外使用や審査の自動化をしないことが確約され、更に専用回線(セキュリティを含めた)を国や、自治体、保険機構等より、提供いただかないとダメでしょう。当方では、光通信の設備がない地区で、オンライン請求の為には、新たにISDNを一回線、請求用に新設せねばなりません。また、オンライン請求の上で個人情報の扱いをどうするか…。専用回線として適正使用していても、一〇〇%のセキュリティーシステムはない訳で、もしトラブルがあった時、適正使用(その回線では、一般のインターネット、メールはしないなど)していれば、免責という状況でなければ困ります。(知多郡・内科)
○絶対反対です。中止撤回して下さい。情報の安全性に不安があります。(尾張旭市・内科)

■費用負担に疑問

○新規開業で、経営も苦しい状況で、新たに金銭のかかる改正には反対です。(熱田区・精神科)
○当方のような超零細企業では、レセプトオンラインの為に、新しく器機を買うのは大赤字です。やめて下さい。(西加茂郡・内科)
○もし義務化するなら、設備費用を国が補助すべきである。(名東区・内科)
○レセプトオンライン化でその改正準備費用(医療レセコン、インターネット工事、セキュリティ)等、なぜ、医療機関が費用を負担しなくてはいけないのか納得できません。(江南市・婦人科)
○一か月のレセプト枚数が三百枚のところも、五百枚、千枚のところも同じ設備投資の費用がかかるのは、小さな診療所にとっては負担が大きすぎスタッフもぎりぎりの人数で回していて、人件費がけずれる訳でもなく、とてもやっていけません。(尾張旭市・内科)

■一方的な押しつけは不当

○費用弁償も無しでトップダウン的に強制されるのは、納得できません。
また、得られたデータを、他の目的で使用しないこと(灰色部分は無しで、きっちりと決めておく)を広く国民にも広報すべきです。(知多郡・歯科)
○医療費は削減しておいて、義務ばかり多くするのは納得できない。(豊橋市・歯科)
○オンライン化の強制は、殆んど暴力です。(中川区・内科)
○或る日突然レセプトオンライン請求に決定と公布され、その後レセプトオンライン請求についてどう思うか等々の文書を目にするようになった。小生にとってはこんな事を決定されては実に困ってしまいます。絶対「義務化」は撤回して下さい。(瑞穂区・皮膚科)

■診療に悪影響及ぶ

○医療ミス、投薬ミス等、増加している現状、医師がパソコンに集中していて、十分な診療ができるでしょうか。かえって、医療事故の原因になるのではないでしょうか。(江南市・産婦人科)
○診療意欲の低下を来します。地域への無償(有償を含め)奉仕は一切やめます。(常滑市・内科)
○合理化がすべてではない。手作りのやさしい医療も残してほしい。(瑞穂区・内科)

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