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【08.05.15】後期高齢者医療を選択しない障害者への医療費助成の適用を要望(協会)

後期高齢者医療を選択しない障害者への医療費助成の適用を要望(協会)

 保険医協会では、後期高齢者医療を選択しない六十五歳から七十四歳の障害者には障害者医療が適用されない問題点を指摘し、早くから愛知県に是正するように要望してきた。
 その後、毎日新聞(三月十一日)、中日新聞・読売新聞(四月十七日)で、問題点が大きく取り上げられ、後期高齢者医療を選択しない障害者に障害者医療の適用制限をしているのは、愛知をはじめ、北海道、青森、山形、茨城、栃木、富山、山口、徳島、福岡の僅か十道県であることも明らかにされた。
 にもかかわらず、愛知県は、制度を見直すこともなく後期高齢者医療制度がスタートした。
保険医協会は、障害者の生活と権利を守る連絡協議会(愛障協)、愛知県社会保障推進協議会(社保協)とともに、五月二日、改めて改善要望を持って、愛知県医務国保課との懇談を行った。
 懇談では、六十五歳から七十四歳の障害者が、後期高齢者医療を選択すると、保険料の負担増が強いられる、若い人と比べると受けられる医療に差別が設けられる、などの問題点を指摘。現状では、六十五歳以上の障害者は、障害者医療費助成制度を受けるために、事実上、後期高齢者医療の選択を強制されることになる。
懇談の場でも、後期高齢者医療制度を辞退した障害者は、約四万千人の対象者のうち、僅か二百人足らずで、実質的に後期高齢者医療制度に強制適用されている実態が明らかになった。
 懇談に参加した障害者からも、後期高齢者医療を選択しない場合は、直ちに障害者医療を適用してほしいと強く求めた。
 懇談の模様は、TBS・CBC・名古屋・中京各テレビ、中日、赤旗が取材・報道した。
その後も五月三日TBSテレビ「みのもんたのサタズバッ!」、五月六日付け朝日新聞・毎日新聞が問題点を報道している。

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