より良い医療制度をめざす活動

【08.05.15】「外来管理加算への時間要件撤回を!」緊急要請書に寄せられた「私のひと言」より

「外来管理加算への時間要件撤回を!」緊急要請書に寄せられた「私のひと言」より

協会が今取り組んでいる外来管理加算への時間要件撤回を求める緊急要請書運動には、会員からの怒りの声が続々と寄せられている。その中から一部を紹介する。

本来の診療を歪める
○少しでも患者さんの待ち時間を短かくするために今まで診察室で行っていた検温を別室で行うようにして、診察時間を短縮する努力をしてきたのに、今回の時間要件は、それに逆行する愚作です。(豊橋市・内科)
○時間がかかる人、かけてほしくない人、かけなければならない人など、種々のケースがあり、時間で加算することに意味がないと考えます。また時間を計測しながら診療することが、本来の診療行為とは別の問題であり、混乱を招くと考えられます。(豊田市・内科)

診療に集中できない
○診察で、時間を気にして患者さんの治療に集中するのが大変です。何とかして下さい。(西加茂郡・内科)
○ルールばかりに気をとらわれて、診療に集中できず、ますます診察にもストレスを感じております。(豊橋市・心療内科)
○時計とにらめっこの診察は、医者にとっても患者にとっても不幸です。時間内だ、五分すぎたと、患者とのトラブルも懸念されます。時間要件絶対反対!!(緑区・内科)

チーム医療を否定するもの
○「医療はチーム医療」と教えられた。まさしくその通りだと思う。職員・スタッフが一丸となって患者の待ち時間を短縮する工夫をして、なおかつ良好な医療を提供しようとする努力をなぜ評価していただけないのでしょう? 疑問に思います。外来医療もチーム医療です。(北区・内科)

患者の待ち時間が増える
○患者さんの待ち時間が多くなるばかりです。(江南市・内科)

時間だけでの判断は間違い
○診療時間よりも診療内容が問題となるべきである。研修医の五分間診療よりもベテラン医師の三分間診療が低く評価されるのは納得できない。(瑞穂区・内科)
○時間を掛けるよりも先生の見立ての方を信用するし、時間を掛ければ良いと言うものではないと多くの患者さん達が言っている。(南区・小児科)
○五分以内でも内容により十分病状把握、管理をする事ができ、五分以上でないと丁寧な診察をしていないと判断する事はおかしい。(瑞穂区・内科)
○「医療が時間で評価できる」という考え方がどうにも理解できず、当院では算定しないことにしております。算定要件の見直しを切にお願い申し上げます。(熱田区・内科)
○時間だけが診察の質を左右することはありません。医療を受ける側、供給する側、両方の立場を考えて下さい。(緑区・眼科)
○本来の外来管理加算の目的から外れた時間要件の導入には絶対に反対です。患者の管理ができているかどうかが問題であり、時間の問題ではないと思います。例題のようなやりとりが医師と患者の間にあったとしても会計の時は五分以上なのか五分未満なのか事務員には分かりません。会計でトラブルことは必至です。(西区・内科)

患者とのトラブルが心配
○患者とのトラブルを誘発する様な制度は絶対に反対です。(中川区・内科)
○外来管理加算に五分の時間要件が導入されれば、患者側から受診時の医療費を安く済ませるため、早く診療を終わらせるように強要されたり、診療のつど五分かかったか、かからないかで医療費が変わることになり(指導内容はほとんど変わらないのに)、現場に混乱をきたし、患者とのトラブルのもととなると思われます。ぜひ再考を。(天白区・内科)

現場が大混乱、診療現場を知らない改定
○もうこれ以上、患者さん、医師それぞれ両者を混乱させ、無用な負担をかけるような改定は、行なわない事を強く要望致します。(天白区・皮膚科)
○我々皮膚科にとっては削除に等しい。「時間要件」は考え方自体間違っている。政治家・官僚はもっと現場を知るべきである。時間より内容でしょう。医者の「やる気」を失くしてどうするんだ!医療費削減は国民にとって最悪。(安城市・皮膚科)
○一人一人時間をはかっていますが、非常に大変です。 なぜ、こんなことに労力を費やす必要があるのかと思います。(愛西市・内科)

机上のプランを押しつけないで
○一人の患者に丁重に説明していると待っている人の権利を阻害する。(西尾市・内科)
○現場の仕事が、どのくらい判っているのか疑問に感じることが非常に多いです。今回のことだけでなく、もう少し「現実に即した」取り決め・改正を行なって頂きたいと思います。(愛知郡・皮膚科)

医療崩壊を加速する
○現場を無視した改定はますます医療崩壊を速めます。(熱田区・内科)
○医療費の抑制はもうギリギリのところまで来ていると思われます。現場を無視した姑息的な医療費削減策ではなく、実際に必要な医療を行なえる財源確保を政治家にお願いしたい。(南区・整形外科)

官僚政治の打破を
○最近の厚労省の診療報酬改定は、粗雑で、現場の実態を無視したものが多すぎる。担当官僚は作れば作りっぱなしで、すぐ異動となり、現場の混乱に何の責任ももたない。報酬改定の担当者は実施後少なくとも一年間は同部署にとめ置いて、批判、検証をうけさせ、失敗した場合は民間と同じように人事面での制裁が加えられるべきだと思う。(昭和区・内科)

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