愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【12.09.25】核戦争防止国際医師会議(IPPNW)広島で世界大会開催

核戦争防止国際医師会議広島で世界大会開催
愛知から7人が参加

 8月24日(金)〜26日(日)の日程で、第20回核戦争防止国際医師会議(IPPNW)の世界大会が「ヒロシマから未来の世代へ」をスローガンに広島(広島国際会議場)で開催された。世界大会の日本での開催は23年ぶりで、福島原発事故が起こった直後の日本での開催という事もあり原発問題への対応に注目が集まった。45カ国約500人が参加し、愛知からは医師・医学生・事務局の7人が参加した。
※IPPNWとは「人々の生命を守り、健康を保つという医師としての立場から核戦争を防止するために努力する」と1981年に結成された医師の国際組織で、1985年にはノーベル平和賞を受賞している。日本支部事務局は広島県医師会内にある。

 会議は、放射線の健康影響について正しい情報を発信し、核兵器の悲惨さ・非人道性を若い世代に伝え、核兵器廃絶運動の継承を基調に進められた。核兵器の非人道性に焦点を当てた国際会議が2013年にノルウェーのオスロで開催が決まっており、この会議の重要性、核兵器禁止条約の早期締結を目指すことを確認した。
 今回の大会では福島原発事故について、事故の経緯や医療支援をテーマに全体会で取りあげられた。会場からは「政府や原子力委員会はもっと情報をオープンにすべきだ」「政府の情報は本当に正しいのか」といった発言や、IPPNW独自の放射線影響調査の必要性が参加者から出された。
 核戦争に反対する医師の会は、大会内のワークショップで、「脱原発から核廃絶へ」「原爆症認定制度改革への取り組みと『黒い雨』について」の二つのテーマでワークショップを開催した。
 最終日の「ヒロシマ平和アピール」では「我々は広島と長崎の貴重な犠牲から学んだ放射線医学や放射線防護の専門性を生かし、世界の被爆者医療に貢献する決意を新たにする。二度と新たな被爆者を出してはならない」とのメッセージを発表し会を終えた。     

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