愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【06.04.15】イラクの病院に生検針贈呈

イラクの病院に生検針贈呈

 愛知県保険医協会および核戦争に反対する医師の会では、2004年6月から2005年3月にかけて、イラクの病院に中古医療機器・機材を贈る取り組みを行ってきた。
 この取り組みを愛知県保険医協会のホームページで見た生検針製造メーカーの(株)タスク(本社・栃木県)から「今後も取り組まれるようなら、自社の生検針を無償協力してもよい」との申し出があり、昨年7月に段ボール箱に入った大量の生検針が保険医協会事務所に届けられた。

   無償提供を受けたのは、骨髄生検針、骨髄穿刺針、骨髄移植針、硬膜外針、自動・手動各種生検針など、段ボール6箱17種類721本の生検針。
 イラク国内に飛ぶ航空便がないため、イラクへの医療支援に取り組む市民団体「セイブ・イラクチルドレン・名古屋」に相談し、輸送方法は、日本で研修を受けるイラク人医師らに帰国の際に持ち帰ってもらう方法で贈呈することとした。
 預かっていた生検針は、昨年までに、名古屋大学小児科で研修を受けたモハメド医師を通してバグダッドセントラル病院(05年8月)、アル・アリ医師を通してバグダッド・マンスール病院(05年9月)、愛知医科大学放射線科で研修を受けたカリド医師を通してバスラゼネラル病院(05年12月)に、それぞれ贈呈してきた。
 そして、今回、名古屋大学小児科で研修を受けたアサード医師を通してバスラ教育病院に届け、6箱の生検針の贈呈が完了した。
 イラク国内では、劣化ウラン弾の使用が原因とみられる白血病やがんの発生率が異常な数値を示しており、不足している生検針の贈呈は大変喜ばれている。それぞれの病院からは、受け取った都度、感謝の言葉や写真などがメールで送られてきている。

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