愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【04.07.25】イラクへの医療支援に200種類4万5千点 8月3日にイラクに向けて出港

イラクへの医療支援に200種類4万5千点
8月3日にイラクに向けて出港


 協会では、イラクへの医療支援のために、会員に中古の医療機器・医療器材の提供を呼びかけてきたが、七月十日の第一次締め切りまでに、二百種類四万五千点もの医療機器・器材の提供があった。
八月三日(火)には、イラクに向けて名古屋港を出発し、八月三十日にクウェート港に到着し、イラク・バスラ市内の病院関係者に贈呈する予定である。

 イラクへの医療支援に取り組む市民団体「セイブ・イラクチルドレン・名古屋」(代表・小野万里子弁護士)の活動に協力して、六月十日から開始したイラクに中古医療機器を贈る取り組みは、僅か一カ月の間に二百種類四万五千点におよぶ医療機器・器材の提供があった。
 主な提供医療機器は【別記】のとおりで、CTスキャナーやレントゲン、超音波診断装置、保育器などの医療機器や、輸液セット・注射器・注射針・静脈カニューラ・ガーゼなどの大量に必要な消耗品まで多彩な品目の提供があった。
 七月十六日(金)には、提供された医療機器などが集められた南区の日本通運星崎流通センターで、贈呈先のバスラ教育病院とバスラ母子病院とに仕分けする作業が行われ、中日・朝日・毎日・共同通信・赤旗各紙とCBC・中京TVの取材も受けた。

助け合いの精神が実を結んだ

 マスコミのインタビューに応じた堀尾仁協会理事長は「イラク戦争によって現地の病院では医療機器が不足して治療ができないと聞き、医療人として看過できないと思った。医療機関の経営は苦しい中にあるが、助け合いの精神はなくなっていない。協会のよびかけに応え、すぐ役立つものが短期間にこのようにたくさん寄せられた。これらの機器がイラクの医療機関の支援に役立つなら本当にうれしい」と感想を述べた。
 また、現在名古屋大学病院の小児科で研修しているバスラ教育病院のアサード・カラフ医師は、集まった医療機器を丁寧に確認し、「私がイラクに必要と思っていたものばかりで、とても嬉しい。これで多くの命が救われる」と感激した表情で語った。  

提供された主な医療機器等
※( )内は個数



CTスキャナ(1)
X線装置(2)
超音波診断装置(9)
心電計(6)
遠心分離器(5)
自動監視装置(2)
人工呼吸器(1)
顕微鏡(6)
内視鏡(2)
保育器(6)
血糖測定器(2)
血圧計(9)
手術・処置器具セット(多数)
手術台(2)
ベビーベッド(15)
車イス(43)
輸液セット(3500)
手術用ゴム手袋(25000)
静脈カニューラ(2000)
注射器(2300)
注射針(1800)
注射後絆創膏(1800)
体温計(235)

その他多数
 

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