愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【04.01.25】イラクの子どもの治療と2 人の医師の研修名大病院が受け入れへ 協会も支援

イラクの子どもの治療と2 人の医師の研修名大病院が受け入れへ 協会も支援

 「セイブ・イラクチルドレン名古屋」(代表小野万里子弁護士)は昨年来、イラクに医薬品を送ったり、現地の医師を招いてイラクの深刻な医療と健康被害の実態を紹介し支援する活動をしている。一月九日(金)の午後、同会の最大のプロジェクトである患者の治療と医師の研修のためにイラクから四人が名古屋に到着。同日、受け入れ先の名古屋大学附属病院で記者会見が行われた。

「患者の治療と医師の研修に貢献できることは明るい話題」……大島院長

 イラクでの治療が困難な白血病患者のアッバース君(五歳)と、白血病治療の研修をするために医師のアサド、ムハマド両氏、患者の母親のアンワールさんが一月九日、名古屋にやって来た。
 記者会見には、イラクからの四人と小野弁護士のほか、名大病院から大島伸一院長、担当の小島勢二教授、亀島加代病棟師長ら双方の関係者十四人が出席。ここに至る経過と今後の問題について、会場を埋めた取材陣に説明し質問に答えた。
 その中で、大島院長は「記者会見というといつも暗い話が多いが今日は明るい話題で話ができて嬉しい」と笑わせた後、「十一月に話を聞いた時とても良い事だと思った。困難な治療を名大でやるという事は世界の中で名大が選ばれたこと、価値のある国際貢献だ」と述べた。また小島教授は、「前からこういう協力はしたいと思っていた。今も外国籍の子どもを受け入れているので特別な事ではない。治療の必要な子どもはどこの国であろうと受け入れるという姿勢を表したまで。何とか治して帰してあげたい」と語った。

湾岸戦争後、多発する癌や子どもたちの白血病、先天奇形など

 八月にセイブ・イラクチルドレン名古屋がバスラ教育病院のアル・アリ医師らを招いたときに、核戦争に反対する医師の会は、湾岸戦争後の子どもたちの健康被害とイラクの今について聞く『イラク人医師と語り合う会』を開いた。劣化ウラン弾が大きく関与していると見られる白血病や癌、先天奇形などの多発を知って参加者はその深刻さに大きな衝撃を受けた。それ以来、反核医師の会や協会女性医師・歯科医師の会は同会の活動を全面的に支援している。

アッバース君の治療費などの募金にご協力を

 セイブ・イラクチルドレン名古屋では、このプロジェクトに千五百万円の経費が必要と見積もっており、県内と全国の方々に支援募金を訴えている。
 募金の要領は下記のとおり。ぜひ多くの先生方のご協力をお願いします。

〔募金の送り先〕

郵便振込口座
セイブ・イラクチルドレン名古屋
00870-2-59026
連絡先
小野万里子法律事務所
〒466-0015
名古屋市昭和区御器所通3-18
 エスティプラザ御器所4A
電 話 052-852-1336
FAX 052-858-3851
http://www11.ocn.ne.jp/~friends/al-alip.html

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