愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【04.01.25】憲法違反のイラク派兵反対

愛知県保険医協会では、イラクへの自衛隊派兵反対の意思表示のための宣伝物を作成して会員に配付しましたが、早速、ワッペンを胸につけて診察している魚住君枝子先生(天白区)にその思いを聞きました。
(文責:編集部)

憲法違反のイラク派兵反対

 小児科医として、子どもたちのいのちを一生懸命助けようと仕事をしているけど、戦争で一瞬のうちに大勢の子どもたちの命が奪われてしまう。これではわたしのしている仕事の意味がなくなってしまう。その矛盾に耐えられません。
 戦争はどういう理由をつけても悪いことです。良い戦争はありません。
政府は決して国民の意思を反映してくれません。この戦争に加担したくないという意思も無視されました。でもだからといって黙っていては賛成したことになります。NO WARの意思は無視されても、イラク派兵反対、戦争する国になることは絶対反対という意思表明は続けたいと思います。
 愛知県保険医協会がこの思いを形にしてくれました。イラク派兵反対のワッペン(はとが三羽ついたホッとする感じのものです)とステッカー、ポスターです。
 ワッペンを胸につけて診察しています。子供たちが「イラク……」と読んでくれます。「イラクのこどもたちもみんな幸せになれるようによ」と答えています。
 日本中の人が自分の意思を表明し続けたらそのうち何かが変わらないでしょうか。
 わたしの息子がアジアやアフリカの子どもたちの写真をたくさん撮ってきましたが、どこの国の子どもも生き生きと輝いた目をしています。わたしの心に国境はありません。どこの国の子どもであっても、戦争でいのちが奪われるようなことがあってはならないと思います。
 日本には憲法九条があります。これは日本のアイデンティティです。絶対に変えてほしくありません。平和憲法に誇りを持ってほしい。
 先日、イラクのアッバース君の名大病院での治療受け入れが実現しました。一人一人が自分のできる範囲で行動する、その結果が大きな実を結ぶことを知ることができました。
もう一度山を動かすために、みんなでワッペンをつけませんか。
 そして患者さんにも呼びかけて、日本が行こうとしている方向の軌道を正しい方向に戻しましょう。
 胸につけたワッペンで少しでもウェーブが起こってくれたらと願っています。

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