愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【03.11.13】自衛隊のイラク派兵に反対する決議

自衛隊のイラク派兵に反対する決議

 政府は、年内にも自衛隊をイラクに派兵しようとしていると伝えられる。
 私たちは、国民のいのちと健康を守る立場にある医師として断固これに反対を表明する。
 私たちは、ブッシュ米政権が世界中の殆どの国や人々の圧倒的な反対の声を押し切ってイラク戦争を開始しようとしたとき、強い反対の意志を表明してきた。
 イラクでは、ブッシュ大統領が「勝利」の終戦宣言をしたのちも戦闘は終わらず、米兵の死者は増え続けている。その死者は「終戦」の前の死者を超えた。また、イギリス軍やイタリア軍などからも多くの死者が出る事態となっている。
 さらに、自爆テロに巻き込まれた国連、赤十字など国際組織の犠牲者も増え続けて、イラクからの撤退を決めている。このように、今やイラク全土が戦闘状態にある。その渦中に自衛隊の派兵を強行することはイラクの人々の怒りをかい、軍事攻撃の的となって戦闘に巻き込まれるのは誰の目にも明らかである。
 イラク戦争と引き続く占領の中で、イラク国民の死者・負傷者は数え切れない。アメリカが完全にイラクの主権者である国民の意向を無視して居座り続けていることが、イラクにおける現在の混乱と犠牲の根源となっている。
 以上のような情勢のうえに立って、私たちは、政府が自衛隊のイラク派兵計画を中止し即時撤回することを強く要求する。以上

2003年11月13日 愛知県保険医協会理事会

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