愛知県保険医協会の平和を求める取り組み

【03.05.15】有事立法の採決強行に抗議する

有事立法の採決強行に抗議する

 私たちは、本日衆議院本会議で、自民・公明・民主党などが有事立法の採決を強行、可決したことに断固抗議する。
 有事立法は、日本の国の姿を、憲法9条にもとづく「平和国家」から、「軍事国家」「戦争をする国」へ変えようとするものである。この法案は、今回のイラク戦争のように、アメリカが世界各地で、先制攻撃を加え引き起こす戦争に、日本が同盟国として加担する態勢を整えるためのものと言わざるを得ない。
 一方国内では、憲法に保障された基本的人権を制限し、私たち医師・歯科医師や医療関係者をはじめ、国民全体を戦争協力のために総動員する法案である。私たちは、このような戦争法案を断じて許すことはできない。
 戦争は、人々の生命も暮らしも、社会も環境もすべてを破壊する。医療や社会保障は平和でこそ成り立つものであり、命と健康を守ることを使命とする私たち医師・歯科医師は、戦争協力を断固として拒否する。
 民主党の修正を受け入れたと言われるが、「有事」の定義は手付かずのままで、何ら危険な本質を変えるものではない。私たちは、戦争に強制的に協力させられるこの有事立法を、ただちに廃案にすることを要求して、国民とともに運動するものである。

2003年5月15日 愛知県保険医協会理事会

▲ このページの先頭にもどる