核戦争に反対する医師の会

【16.07.05】核戦争に反対する医師の会・愛知34周年記念講演会・総会

映画・放射線を浴びた[X年後]上映会を開催

  被ばくしたのは第五福竜丸だけではなかった
半世紀前に葬られた被ばく事件の真相

「核戦争に反対する医師の会・愛知」は6月11日(土)の午後、中京大学名古屋キャンパス(名古屋市昭和区)で34周年記念講演として映画「放射線を浴びた[X年後]」(監督:伊東英朗氏)の上映会を行った。参加者は86人。
1954年3月から5月にかけ、中部太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカが行ったビキニ水爆実験で、第五福竜丸が被ばくしたことは広く知られている。しかし実は、事件発生当時、第五福竜丸以外にも多くのマグロ漁船と推定1万人以上の乗組員が近海で操業しており、大量の犹爐粒キ瓩鰺瓩咾討い拭
この事実を検証しようと、高知県の高校教師と生徒たちが1985年に調査を開始。乗組員は40代、50代の若さでがんを発症し、次々と亡くなっていた。
これらの調査活動を南海放送の伊東ディレクターが取材・映画化したのが今回上映した作品である。多くの被ばく者がいたにもかかわらず、なぜ「ビキニ事件=第五福竜丸の被ばく」と矮小化されたのか、なぜ事件が人々の記憶から消え去ったのかを問いかけ、被害の実態に迫り、ビキニ事件はまだ終わっていないことを訴える作品であった。

総会で2016年度活動方針など確認

2016年度総会には13人が参加し、原爆症認定を求める被爆者支援の活動や愛知で開催した反核医師のつどいなどの活動報告を行った。今年度はオバマ米大統領の広島訪問で注目を集める核をめぐる情勢を生かし、引き続き核兵器廃絶への取り組みを強めていくことなどの活動方針を確認した。  

▲ このページの先頭にもどる