核戦争に反対する医師の会

【15.11.25】反核医師のつどいin愛知に246人

医療者は戦争も核も許さない

  10月31日(土)、11月1日(日)の両日、「第26回核戦争に反対し、核兵器の廃絶を求める医師・医学者のつどいin愛知」をAP名古屋.名駅(名古屋市中村区)で開催した。愛知と全国から医師・歯科医師・医学生が142人、事務局や市民も合わせると246人が参加した。

31日の記念講演は秋葉忠利氏(ヒロシマ・ピース・オフィス代表、前広島市長)が「核なき世界は実現できる〜被爆70周年と日本国憲法」のテーマで講演した。秋葉氏は、人類に与えられた21世紀の課題は、新しい時代へのパラダイム(枠組み)の転換であると述べ、報復→和解、国家→都市、責任家任せ→市民が主体、イデオロギー主導→人間中心、権威主義・支配/被支配→パートナーシップ――への転換が必要だと述べた。
また、被爆者の「他の誰にも同じ経験をさせてはいけない」というメッセージの意味を学術的に整理・体系化し、普遍性のある学問として、ホロコーストと同じレベルで世界の主要大学において若い世代に伝えることが必要であるとも述べた。
特別講演は「太平洋核実験―知られざる被ばくの実態」をテーマに南海放送ディレクター伊東英朗氏をお招きした。伊東氏は、12年にわたり、アメリカの核実験で多くの日本漁船が被ばくした事件を追いかけ、日米両政府によって歴史の闇に葬り去られた事件の真相を掘り起こしたドキュメンタリー番組や映画を製作してきた。広島・長崎だけでなくビキニも福島も含めて、どの被ばく事件も過去のこととして終わらせてはいけないと話した。
2日目は「核廃絶への展望」「日本における放射線被害―過去・現在・未来―」「憲法九条から考える〜集団的自衛権」の3つのテーマで分科会を設けた。
最後に、日本国憲法が呼びかけている武力を使わない姿勢を堅持し、核兵器も戦争もない世界を目指すことを確認し合い、「医療者は戦争も核も許さない」とする反核医師のつどいアピールを参加者一同で確認し、会を終えた。

 

▲ このページの先頭にもどる