核戦争に反対する医師の会

【15.07.05】核戦争に反対する医師の会・愛知33周年記念講演会・総会

NPT再検討会議をうけて核兵器廃絶への思いを語る

   「核戦争に反対する医師の会・愛知」は6月13日(土)の午後、協会伏見会議室で33周年記念講演会としてNPT再検討会議報告会を行った。参加者は54人。
 まず、「被爆70年の今 伝えたい被爆者の思い」と題し、被爆者の水野秋恵(ときえ)氏が講演を行った。水野氏はニューヨークで行われたNPT再検討会議国際共同行動や証言活動に参加し、そのきっかけや内容について報告した。また、60年間一度も被爆体験を話さなかった男性について紹介し、「彼は長崎の原爆で親と弟妹3人を亡くした。遺体を火葬するために火をつけると死んでいるはずの弟妹が動いた。生きている弟妹を焼いてしまったのではないかとずっと悩み続けた。当時9歳の彼にそんな思いをさせる原爆は絶対に許されない」と語った。
 また、NPT再検討会議の原爆パネル展を訪れたニューヨークの9歳の少年についても紹介した。少年は原爆資料館を訪れたり、被爆者の谷口稜曄氏に取材を申し込むなど熱心に勉強をしている。日本がまた戦争をしようとしていると知り、「少年は、『日本は原爆を落とされた唯一の国で、戦争は絶対にいけないと言い続けるリーダーの国だ』と安倍首相に手紙を出した。私達も行動をして訴え続けていかなければならない」と力強く話した。
 次いで坂本龍雄、板津慶幸、中川武夫各氏は国際共同行動の参加報告を行った。NPT再検討会議の内容については「新聞各紙は会議の結果は“決裂”と報道しているが、大多数の国は核兵器の非人道性を認め、廃絶に賛同している。世界の流れは確実に変化していると言える」と報告した。
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2015年度総会には、15人が参加した。10月の愛知での反核医師のつどいの成功と、会員拡大に力を入れていくことを確認した。

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