核戦争に反対する医師の会

【12.12.10】アメリカの未臨界核実験に強く抗議する

未臨界核実験に強く抗議する

核戦争に反対する医師の会・愛知は、アメリカが核実験を行ったとの発表を受けて、アメリカのオバマ大統領宛に以下の抗議文を送付しました。

                         2012年12月10日
アメリカ合衆国大統領
バラク・オバマ 様
                         核戦争に反対する医師の会・愛知
                         代表 徳田 秋 
 
            未臨界核実験に強く抗議する

 貴国は12月5日に核爆発を伴わない未臨界核実験を実施したと、米エネルギー省国家核安全保障局が発表した。私たちは人々のいのちと健康を守る医師・歯科医師として、貴国の度重なる核実験の実施に激しい怒りを覚える。

 今回の未臨界核実験は、「核兵器のない世界の実現」を唱える一方で核兵器に執着する行為であり、ノーベル平和賞をも冒涜するものである。
 今年の国連総会では「核兵器の非人道性」に対しての懸念が表明され、「核軍縮の人道的側面に関する共同声明」も発表され、核兵器の存在そのものが悪であり、個々の国々の安全保障を超え、核兵器廃絶を世界の規範にしようとするアプローチが始まっている。しかし、今回の未臨界核実験の実施は貴国を世界各国から孤立させるだけであり、被爆者をはじめ核兵器の廃絶を求める世界の人々の期待や願いを踏みにじるものででしかない。

 私たちは、貴国の核実験に強く抗議する。
 私たちは、貴国にそして全ての国に未臨界核実験を含む、すべての核実験と核兵器開発計画の即時中止を求める。そして、核兵器使用の全面禁止・廃絶の一刻も早い実現のために、核兵器禁止条約(NWC)締結交渉の開始に積極的なイニシアチブを発揮するよう強く要求する。
 
                                       以上

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