核戦争に反対する医師の会

【12.09.21】アメリカの未臨界核実験に強く抗議する

未臨界核実験に強く抗議する

核戦争に反対する医師の会・愛知は、アメリカが核実験を行ったとの発表を受けて、アメリカのオバマ大統領宛に以下の抗議文を送付しました。

アメリカ合衆国大統領
 バラク・オバマ 様
2012年9月21日
核戦争に反対する医師の会・愛知
代表 徳田 秋

未臨界核実験に強く抗議する
 貴国は昨年4月〜6月に強力なエックス線を使用した未臨界核実験を実施したと、米エネルギー省国家核安全保障局が発表した。私たちは人々のいのちと健康を守る医師・歯科医師として、貴国の核実験の実施に激しい怒りを覚える。

 今回の未臨界核実験は、あなたの大統領就任以来すでに5回目となる核実験の実施であり、あなた自身が言明した「核兵器のない世界の実現」に全く逆行する、核兵器に執着する行為であり、ノーベル平和賞をも冒涜するものである。
 今年4月にウィーンで開催された2015年のNPT再検討会議の準備委員会では、「核軍縮の人道的側面に関する共同声明」が確認されるなど、核兵器の存在そのものが悪であり、個々の国々の安全保障を超え、核兵器廃絶を世界の規範にしようとするアプローチが始まっている。今回の未臨界核実験の実施は、貴国を世界各国から孤立させるものであり、被爆者をはじめ核兵器の廃絶を求める世界の人々の期待や願いを踏みにじるものである。

 私たちは、貴国の核実験に強く抗議する。
 私たちは、未臨界核実験を含む、すべての核実験と核兵器開発計画の即時中止を求める。そして、核兵器使用の全面禁止・廃絶の一刻も早い実現のために、核兵器禁止条約(NWC)締結交渉の開始に積極的なイニシアチブを発揮するよう強く要求する。
以上

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