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【20.01.25】診療報酬改定情報(6)

中医協に「診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」が示される

 今年最初の1月10日の中医協に、「令和2年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」が示された。1月24日には公聴会開催が決定しており、従来のスケジュールからすると、次回の中医協で諮問とパブコメの募集となる。中医協の議論により変更される可能性はあるが、「これまでの議論の整理(案)」から、医科の外来にかかわる主な内容を一部抜粋して掲載する。

機グ緡貼昌者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進
▽常勤配置に係る要件及び専従要件を見直す。
▽医療機関における業務の効率化・合理化の観点から診療報酬の算定に当たり求めている会議及び記載事項について要件を見直す。

供ゴ擬圈国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
▽地域包括診療加算の要件を見直す。
▽小児かかりつけ診療料について対象となる患者等の要件を見直す。
▽かかりつけ医が重複投与に関する他医療機関との連絡・調整等を行う取り組みについて新たな評価を行う。
▽機能強化加算の掲示等の情報提供に係る要件を見直す。
▽紹介先の他医療機関から、紹介元のかかりつけ医機能を有する医療機関に情報提供を行った場合の新たな評価を行う。
▽主治医から学校医等への診療情報提供について新たな評価を行う。
▽精神科外来における多職種による相談・支援等の新たな評価を行う。
▽生活習慣病管理料について、眼科等の他の診療科の受診勧奨及び歯科等の他の診療科の受診状況把握に係る要件を見直す。
▽妊娠中の糖尿病患者及び妊娠糖尿病患者における分娩後の糖尿病管理を推進する観点から在宅妊娠糖尿病患者指導管理料について要件を見直す。
▽ハイリスク妊産婦連携指導料について要件を見直す。
▽発達障害等、児童思春期の精神疾患の支援を充実する観点から、小児特定疾患カウンセリング料について要件を見直す。
▽ギャンブル依存症の集団治療プログラムについて新たな評価を行う。
▽小児科外来診療料の対象者等の要件を見直す。
▽小児抗菌薬適正使用支援加算の対象となる患者や頻度等の要件を見直す。
▽情報通信機器を用いて行う診療について、実施方法や対象疾患に係る要件等を見直す。
▽希少性の高い疾患等、近隣の医療機関では診断が困難な疾患に対して、かかりつけ医のもとで、事前の十分な情報共有の上で遠隔地の医師が情報通信機器を用いた診療を行う場合について新たな評価を行う。
▽ニコチン依存症管理料について、加熱式たばこの喫煙者を対象とするとともに、対面診療と情報通信機器を用いた診療を組み合わせた診療を評価する。併せて一連の治療についての評価を新設する。

掘グ緡典’修諒化・強化と地域包括ケアシステムの推進
▽紹介状なしで大病院を受診した患者の定額負担を徴収する責務がある医療機関及び紹介率や逆紹介率が低い大病院に対する初診料等減算について、対象となる医療機関の範囲を見直す。
▽複数の医療機関が連携して行う訪問診療について、依頼先の医療機関が6カ月を超えて訪問診療を実施できるよう要件を見直す。
▽許可病床数4百床未満の医療機関についても、在宅療養支援病院として届出可能となるよう見直す。
▽在宅患者訪問看護・指導料及び同一建物居住者訪問看護・指導料における、一定の実績要件を満たす場合について、新たな評価を行う。
▽難病等複数回訪問加算及び精神科複数回訪問加算における、同一建物居住者に訪問看護を行った場合について評価を見直す。
▽在宅患者訪問褥瘡管理指導料について、管理栄養士の雇用形態等を含め、要件を見直す。
▽電話等による再診の際、救急医療機関の受診を指示し、受診先の医療機関に対して必要な情報提供を行った場合について、診療情報提供料を算定可能となるよう要件を見直す。

検ジ率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上
▽後発医薬品の使用割合が高い医療機関に重点を置いた評価とするため、後発医薬品使用体制加算等について要件及び評価を見直す。また、一般名処方加算の評価を見直す。
▽超音波検査のうち胸腹部の断層撮影法について、対象となる臓器や領域により検査の内容が異なることを踏まえ、その実態を把握するための要件を見直す。
▽超音波検査のパルスドプラ加算について評価を見直す。
▽訪問診療時の超音波検査について評価を見直す。
▽検体検査の実施料について、衛生検査所検査料金調査による実勢価格等を踏まえ評価を見直す。
▽義肢装具を患者に提供する際の医療機関と装具製作業者の連携の実態を踏まえ、それぞれの役割に応じた適切な評価ができるよう要件を明確化する。

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