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【19.07.05】2019年度の指導方針(1)

指導選定の平均点数 多くの診療科はマイナスに

東海北陸厚生局では、2017年度から集団的個別指導と個別指導の選定で用いるレセプト一件当たりの平均点数をホームページで公表しており、今年度の指導に用いる管内六県の平均点数が掲載されている。愛知県における平均点数について紹介する。
協会では2019年度の指導等に関係する行政文書の開示請求を東海北陸厚生局に行っている。2018年度の個別指導等の実施件数や2019年度の対象件数など、開示された資料による情報については、保険医新聞で掲載していく。

今年度の指導で用いられる診療科区分別の平均点数は表のとおりである。前年度と比較すると、病院は一般病院で、診療所では内科(人工透析有)・小児科・眼科と歯科医療機関を除いて、ほとんどの類型区分で平均点数はマイナスとなっている。  

平均点数の算出期間などは未公表
集団的個別指導は、前年のレセプト一件当たり平均点数が、表の右欄にある類型区分ごとの基準点数(病院は平均点数の1.1倍、医科診療所と歯科医療機関は平均点数1.2倍)を超え、かつ上位8%に該当する場合に対象となる。
また高点数理由による個別指導は、前々年に集団的個別指導を受けた医療機関のうち前年の平均点数が類型区分ごとの基準点数を超え、かつ上位4%に該当する場合に対象となる。ただし個別指導は、情報提供や再指導による個別指導が優先されるため、実際に行われる高点数理由による個別指導件数は、対象医療機関数の4割程度となっている。
なお、集団的個別指導・個別指導とも、前年・前々年に集団的個別指導または個別指導を受けた医療機関は対象から除かれる。
平均点数の算出にあたっては、どの月が対象となるのか、何カ月分を算出対象としているのかなどは現在公表されていないが、個々の医療機関の平均点数については、2017年度から東海北陸厚生局指導監査課に照会をすると開示されるようになっている。平均点数を知りたい場合は、保険医療機関名とコード、照会者(管理者)の氏名と生年月日、電話番号を伝え、一旦電話を切った後に当局から電話が入り、平均点数を知ることができる。自分の医療機関がどの類型区分となっているかの確認も含め、問い合わせするのもよい。
協会では、懇切丁寧な指導や持参物の軽減などの改善とともに、高点数理由による集団的個別指導・個別指導の廃止を求め運動している。また指導相談や帯同する顧問弁護士の紹介も行っているのでご利用いただきたい。(つづく)

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