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【19.04.15】「初診料注1」は3.5%が未届

 協会では、3月1日時点における県内歯科医療機関の施設基準の届出状況をまとめた(表参照)。
 2018年4月改定時に導入された「初診料注1」に規定する院内感染防止対策の施設基準は、3,656件で県内歯科医療機関の96.5%が届け出ている。昨年10月1日と比べ、件数で192件、届出割合で5.0ポイント増えているが、全体の3.5%が届出を行っていない。協会にはこの1年間で「新たな設備投資を行うのは困難」「これ以上患者負担が増えないように」など、届出を行わない理由が寄せられた。厚労省には、これらの歯科医療機関の声に耳を傾けてもらいたい。
 かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(「か強診」)は881件(23.6%)、10月から1件しか増えていない。要件が強化されて届出がしづらくなっていることが予想される。2020年3月末の経過措置期間以降、継続できない医療機関が出てくることが危惧される。
 在宅療養支援歯科診療所1・2(「歯援診」)は821件(22.0%)で、10月から51件減っている。在宅総合医療管理加算(在歯総医)および在宅歯科治療時医療管理料(在歯管)が20件増加していることから、在宅歯科医療に力を入れる医療機関は増えていると予想されるにもかかわらず、届出件数が減少しているのは、10月までに歯援診1を届け出た医療機関について、歯援診2と重複表示されていたものを解消したためと考えられる。その他、口腔粘膜処置(口腔粘膜)や、レーザー機器加算(手光機)など、レーザーを用いた治療の届出などが増えていることも特徴として挙げられる。

施設基準の届出は医療機関の責任で
 いずれの施設基準も医療機関側の責任として届け出るものなので、実態を伴って届け出ることが必要となる。届出後に人員配置や設備などで、要件を満たさなくなった場合には、すみやかに東海北陸厚生局へ辞退届を提出しなければならないため、留意が必要となる。
 

施設基準に係る研修会を開催
―「歯援診」と「初診料注1・外来環」

 2019年度の「在宅療養支援歯科診療所(歯援診)の施設基準に係る研修」と「初診料注1(院内感染防止対策)・歯科外来診療環境体制加算(外来環)の施設基準に係る研修」を、下記のように開催します。

歯援診の施設基準研修
日 時:5月19日(日)午前10時〜12時30分
会 場:協会伏見会議室
講 師:大野友久氏(国立長寿医療研究センター 歯科口腔先進医療開発センター 歯科口腔先端診療開発部在宅・口腔ケア開発室長)

院内感染防止対策および外来環の施設基準研修
日 時:5月19日(日)午後2時〜4時30分
会 場:協会伏見会議室
講 師:黒柳範雄氏(碧南市民病院歯科口腔外科部長)

※参加は、協会会員本人に限ります。
※参加者には、受講票をお送りしますので当日お持ちください。

※お申し込み・問い合わせは歯科担当事務局まで。
 TEL:052・832・1349

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