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【18.09.25】保険請求Q&A(医科)

保険請求Q&A(医科)

向精神薬(ベンゾジアゼピン受容体作動薬)長期処方の減算
Q.1 不安又は不眠の症状を有する患者に対するベンゾジアゼピン受容体作動薬について、同一成分を同一の1日当たり用量で1年以上連続して処方した場合は、処方料、処方箋料が減算となるが、対象となる薬剤は何か。
A.1 エチゾラム、ジアゼパム、ゾピクロン、ゾルピデム酒石酸塩などが該当する。なお、非ベンゾジアゼピン系薬剤も対象となるが、抗てんかん薬、注射薬は対象から除かれる。PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のホームページ「ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存症について」なども参照されたい。(「保険診療の手引」712頁一覧表参照)

Q.2 「1年以上連続して処方」となっているが、2017年9月から同一の処方が続いている場合は、2018年9月から減算となるのか。
A.2 向精神薬長期処方に係る処方期間の算出は、2018年4月1日以降に行う処方を対象としているため、減算にはならない。1年以上の長期処方に該当し減算となるのは、早くて2019年4月1日以降となる。

Q.3 内服薬として定期処方を行っていたが、屯服に変更した場合も、継続して処方したことになるのか。
A.3 定期処方と屯服間の変更は、「同一の1日当たり用量」には該当せず、継続処方とはならない。

Q.4 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の長期処方について、除外規定はあるか。
A.4 「適切な研修を受けた医師が行う処方」又は「精神科医から当該処方の直近1年以内に助言を得て行っている処方」は、減算規定から除外される。

Q.5 「不安または不眠に係る適切な研修」又は「精神科薬物療法に係る適切な研修」を修了した医師が処方した場合は長期処方に該当しないとされているが、それぞれ何を指すのか。
A.5 「不安または不眠に係る適切な研修」とは、現時点で日本医師会の生涯教育制度における研修(日医eラーニングを含む)において、カリキュラムコード69「不安」または20「不眠」を満たす研修であって、プライマリケアの提供に必要な内容を含むものを2単位以上取得した場合をいう。
 「精神科薬物療法に係る適切な研修」については、現時点で日本精神神経学会又は日本精神科病院協会が主催する精神科薬物療法に関する研修をいう。ただし、精神科の臨床経験5年以上を有する状態で受講した場合のみ該当する。

Q.6 「適切な研修」を修了した場合、届出の必要があるか。また、研修を受けた旨をレセプト「摘要」欄に記載する必要はあるか。
A.6 研修を修了していることに関して、届出あるいはレセプトへの記載は求められていない。

Q.7 減算規定から除外される「精神科医から当該処方の直近1年以内に助言を得て行っている処方」について、具体的に求められる要件はあるのか。
A.7 「精神科医の助言」については、精神科のみを担当する医師又は精神科と心療内科の両方を担当する医師による助言をいう。なお、直近1年以内に助言があれば、助言の頻度や間隔などの要件はなく、処方の都度助言の必要はない。
 なお、この場合もレセプトへの記載は求められていない。

※ベンゾジアゼピン受容体作動薬の長期処方について、今後通知や疑義解釈などの情報が出された場合は、随時お知らせします。

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