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【15.07.25】保険請求Q&A(医科)

厚労省「疑義解釈資料(その14)」(6月30日付け)から

 厚労省は6月30日付けで、「疑義解釈資料(その14)」を発出した。今回は、そのQ&Aを紹介する。このうち、「在宅医療」に関する「1」は、「在宅時医学総合管理料」「特定施設入居時等医学総合管理料」を算定する患者に対して、例えば医師が訪問診療を行った際に創傷処置をした場合にも別に算定できない考えになってしまい、問題のある回答となっている。

【在宅医療】
Q.1「在宅時医学総合管理料」又は「特定施設入居時等医学総合管理料」を算定している月において、在宅寝たきり患者処置指導管理料は別に算定できないこととされているが、在宅寝たきり患者処置指導管理料に含まれる処置(薬剤及び特定保険医療材料に係る費用を含む)についても、別に算定できないのか。
A.1算定できない。

【検査】
Q.2健康診断で実施した内視鏡検査において、病変を認めた場合に、引き続き粘膜点墨法、狭帯域光による観察を実施した場合、「胃・十二指腸ファイバースコピー」の加算である粘膜点墨法加算と狭帯域光強調加算のみを算定できるか。
A.2算定できない。
健診により、胃・十二指腸ファイバースコピーを算定しない場合、加算のみを算定することはできない。
 また、健康診断の費用として支払われる額と保険請求する額を重複して算定することはできない。

【注射】
Q.3「静脈内注射」又は「点滴注射」は、「コンピューター断層撮影(CT撮影)」又は「磁気共鳴コンピューター断層撮影(MRI撮影)」の造影剤使用加算とそれぞれ同時に算定できるか。
A.3それぞれを算定することはできない。
同一日に静脈内注射又は点滴注射により造影剤使用撮影を実施した場合においては、注射実施料(静脈内注射又は点滴注射)又は造影剤使用加算のうち、主たるもののみを算定する。

【特定薬剤治療管理料】
Q.4てんかん患者に対し、「フェノバール錠」(一般名:フェノバルビタール、薬効分類:催眠鎮静剤、抗不安剤)を投与している場合、抗てんかん剤を投与しているものとして「特定薬剤治療管理料」の算定対象となるか。
A.4算定対象となる。
薬効分類が催眠鎮静剤、抗不安剤であっても適応にてんかん症状の記載がある薬剤については抗てんかん剤として判断して差し支えない。

Q.5「特定薬剤治療管理料」の対象として「躁うつ病の患者であってリチウム製剤を投与しているもの」とあるが、躁病の患者であってリチウム製剤を投与しているものは対象となるか。
A.5躁病はリチウム製剤の適応であり、特定薬剤治療管理料の対象となる。

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