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【14.04.15】歯科新点数説明会

歯科新点数説明会 2会場に870人

  協会歯科部会は、2014年度歯科診療報酬改定に伴う「歯科新点数説明会」を、4月5日(土)午後7時から豊橋・名豊ビルで、4月6日(日)には午後1時から名古屋国際会議場「白鳥ホール」で開催し、2会場合計で591医療機関870人が参加した。今回の診療報酬改定は、消費税増税補填分を除くとマイナス改定であり、歯科診療報酬本体は0.12%とわずかな引き上げにとどまった。協会・保団連の運動で、要望した内容が一部実現したが、歯科医療の危機を打開するためには、医療費の総枠を拡大し、歯科診療報酬を大幅に引き上げることが求められている。こうした状況を踏まえ、「歯科診療報酬の大幅引き上げ、保険で良い歯科医療の実現を求める決議」を参加者で採択した。

説明会では、まず大藪憲治副理事長が「協会が取り組んできた署名は全国で34万筆となり、国会議員や厚労省への働きかけを行ってきたことが、今回の改定での一定の改善につながっている。ぜひ署名運動にご協力をお願いしたい。また、レセプト電子請求への移行や保険請求、審査・指導など困ったことがあれば、何でも協会までご相談ください」と挨拶した。
続いて、協会歯科部会・専門委員会の講師団から、保団連が発行した「2014年改定の要点と解説」の冊子と、レセプト記載要領の変更点や疑義解釈などをまとめた当日配布資料をもとに、「今次改定の特徴と問題点」、「改定の要点と解説」、「症例解説と請求事務」について説明を行った。
説明では、「消費税は医療・社会保障の財源に使われる」というまやかしと、わずかな改定財源では歯科医療改善は程遠いことなどを指摘するとともに、協会・保団連の運動で一定改善が実現した内容を紹介した。次に、改定内容について、在宅歯科医療、義歯の管理指導と歯科口腔リハビリテーションにかかわる変更点など、大きく改定された内容を中心に解説。また、主な改定内容を網羅した症例解説、3月26日付けの診療報酬明細書記載要領の通知に基づくレセプト記載の変更点などのポイントも紹介した。
また、説明会では「患者窓口負担の大幅軽減を求める請願署名」への協力が訴えられ、1305筆の協力があった。

説明会で採択された決議の項目は以下のとおり。
一、医療費の総枠を拡大し、基礎的技術料のさらなる引き上げ、初・再診料の医科歯科格差是正など歯科診療報酬を大幅に引き上げること。
一、混合診療の拡大など保険給付を縮小せず、歯科開業医が日常行っている保険給付外の歯科医療技術を、適正な評価で速やかに保険導入すること。
一、いつでもどこでも誰もが安心して歯科医療を受けられるよう、患者窓口負担の大幅な軽減を行うこと。

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