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【11.06.05】東日本大震災支援報告

「瓦礫に囲まれ、満潮時には冠水」「再開わからない」

保険医協会は、保団連災害対策本部のある宮城県に事務局を派遣し、会員を1件ずつ訪ねて被災状況を実地に確認し救援募金を届ける活動を行いました。5月16日から19日まで現地入りした村上事務局員からの報告を一部紹介します。


石巻市(医科)
診療所兼自宅の一階診療所部分が全壊。内視鏡、レントゲン等機器も全滅。 
診療所前の国道から川よりは住居が建てられないと聞いており、診療圏がなくなってしまう。
いまだ瓦礫に取り囲まれ、満潮時には周囲が冠水する。医療機関なので優先的に瓦礫の撤去をしてもらえないかと行政に陳情もしたが、道路の復旧が優先だと。いままで市に健診や予防注射など協力してきたが、考慮されない。
復興は産業優先で、医療機関が抜けている。ここは無医地区になる。

仙台市(歯科)
診療所は地震でまるで爆弾を落とされたような被害で全壊。もとが田んぼだったので地盤が弱かったのか。家主から1月以内に出て行くように言われている。
まだ3年目で借金も残っている。次、始めないといけないが、場所はまだこれから。

石巻市(医科)
診療所は津波被害2メートルで全壊。すべてひっくり返って泥をかぶっている。地震直後、自家発電が動いたので、なんとか診療所で出産対応できた。その5分後に津波が来た。スタッフが十数人残ってくれたのでできた。しかし、スタッフは解雇した。
再開はわからない。お国次第。

石巻市(歯科)
石巻の診療所兼自宅、津波で全壊。1階にあったコンプレッサー、バキューム、冷暖房、カルテがダメになった。診療所はまだ市から再建許可が下りない。ただ近くの医科の先生はもう港の近くは無理だという。まだがれきだらけで残ると言っているのは数軒。土地は良いところもあったが、今度は建材がない。


被災会員の激励・救援と診療機能の回復、被災地域の医療のために救援募金のご協力を。(1口5,000円)
郵便振替 口座番号 00890―6―12008 
加入者名 愛知県保険医協会
(手数料はご負担をお願いします。)

  診療所前の様子。潮が満ちると海水が噴出して道が川になる。瓦礫の山で道路から診療所に入れない。裏口から入る(石巻市)

  壁の倒れた診療所内(仙台市)

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