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【09.07.05】身近な法律知識−弁護士さんに聞いてみよう NO.16

広告の途中解約 残り期間の支払いは?

Q.医院の近くにある交差点付近に、医院の広告を出してきました。当初一年間の契約で、これまで数回更新してきました。
 広告は不要となったので、途中で打切りたいと広告会社に申出たところ、一年単位の更新だから、残りの期間の広告料は支払って貰いたいという返事でした。支払う責任があるのでしょうか。

A.当初の契約期間は一年だったようですが、その後の更新で一年の期間がはっきりと取り決めてあるのでしょうか。それとも期間の定めはないとされているのでしょうか。
 もし一年間と決めてあれば、途中解約しても、残りの期間に対応する広告料の支払は原則としてすることになります。但し、契約で支払わなくても良いとしてあれば勿論支払う義務はありません。反対に、広告料より高い違約金などの支払が契約書に定められている時は、注意しなければなりません。あまりに高額なものは別としても、相当と認められる違約金であれば、支払う義務がある場合がありえます。
 よく契約書の内容を確かめましょう。
 期間の定めがなく、解約を何カ月か前に行うことが決められていなければ、即時に解約できますし、解約後の広告料や損害金は支払う必要はありません。しかし、契約書に広告料、違約金または損害金などを支払うと定めてあれば、支払う義務があると考えます。
(協会顧問弁護士原山剛三)

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