協会の主張・決議・要望

【19.05.26】愛知県保険医協会2019年度第1回評議員会決議

決  議

愛知県保険医協会は、社会保障を守ることと、平和と民主主義を守ることを一体の課題として位置付けている。
安倍政権のもとで、公文書の改ざんや勤労統計の偽装など、政治の破綻と劣化は目に余るものがある。一方で、外需頼みの日本経済は深刻な行き詰まりを見せ、国民の生活実態は悪化している。
また、安倍首相は憲法九条に自衛隊を明記することを中心とする憲法「改正」を2020年に施行する姿勢を表明している。これは、大臣・国会議員の憲法擁護義務に背き、三権分立を侵して立法府に干渉するというもので言語道断である。
政府は、「全世代型社会保障改革」を3年かけて進めるとしているが、75歳以上の窓口2割負担化や受診時定額負担、市販品類似医薬品の保険適用外し、介護保険ケアプランの自己負担導入などを今年夏の参議院選挙後に具体化する計画となっている。これらは、全世代にわたる患者・利用者の負担増と給付抑制である。消費税増税と一体という点も問題である。
私たちは、社会保障と平和を基盤とする政治の実現と、立憲主義を貫き、個人の尊厳や基本的人権を守る政治の実現に力を尽くすとともに、次の各項目の実現を求める。

一、社会保障は国の責任で拡充すること。患者の窓口負担など国民の負担を増やさないこと。
一、医科診療報酬は、初・再診料の全体的な引き上げで適正に評価し、算定要件や施設基準の格差はなくすこと。歯科の初・再診料の減算制度は廃止して、医科並みに引き上げること。歯科医療費の総枠を拡大すること。
一、消費税増税を中止し、医療は「ゼロ税率」を適用すること。
一、原発ゼロを早期に実現し、再生可能エネルギー政策への転換を進めること。
一、平和憲法を守ること。沖縄・普天間基地の即時撤去と辺野古への新基地建設反対。日米地位協定は抜本的に見直すこと。政府は核兵器禁止条約に署名すること。

以上、決議する。

2019年5月26日 愛知県保険医協会2019年度第1回評議員会

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