協会の主張・決議・要望

【18.09.25】保険医年金

発足50年。加入者の生活を守り続けて

1968年、「開業保険医に一番有利な年金」をめざして発足した保険医年金制度は、今年50年を迎える。発足当時558人だった加入者数は、全国で約52,000人、積立金総額約1兆2000億円の日本最大規模の私的年金に発展し、老後の資産形成にうってつけの制度となった。
定期預金の金利が軒並み0.1%を下回るなか、保険医年金は年1.259%という利率で運用され、受託生保会社の運用状況によっては配当が上乗せされる。加入者に運用リスクもなく、積立金を受託しているのは大手の健全な生命保険会社だ。
保険医年金の最大の魅力は自在性だ。掛け方、受け取り方の双方に自在性があり、月額掛金は1口1万円、最高30万円まで加入できる。収入の増減に合わせて、掛金の増・減額も可能だ。
リタイアする年齢が決まっていない医師・歯科医師にとっては、受け取り方の自在性も重要だ。加入時に受給開始年齢を決める必要がなく、加入後5年経てば何歳からでも年金受給が開始できる。資金需要があれば一時金として受け取ることもできる。
国民年金は、月額1万6,340円の保険料を40年掛けて、65歳から月額6万5,000円の年金を受給する。厚生年金は現役時代の収入の2割の保険料を40年掛けて、65歳から現役時代の収入の4割を年金受給するように制度設計されている。しかし、40年の要件を満たさなければ受給額は少なくなり、年金財政の悪化による受給額の削減や、支給開始年齢の引き上げも考えられる。安心した老後を迎えるためには、公的年金に頼らない老後資産の形成が必須ではないだろうか。
私には今年35歳になる娘がいる。おかげさまで、現在一緒に歯科医師をしている。私が最初に娘に勧めたのが、保険医協会への入会と保険医年金の加入だ。保険医協会には入会していても、まだ保険医年金に加入していないという会員には、会員のメリットを最大限生かすためにも、ぜひこの機会に加入を検討いただきたい。
保険医年金は発足以来50年間、いったん確定した積立額や年金額を削減したことは一度もない。加入者本位の運営を貫き、加入者やその家族の生活を守ってきた。今年も多くの加入者を迎え、加入者の期待・信頼に応えていきたい。

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