協会の主張・決議・要望

【18.07.15】第69回定期総会決議

第69回定期総会決議

第69回定期総会決議 
憲法を守り生かし、社会保障と平和を基盤としたまっとうな政治の実現を

2018年通常国会では、森友・加計学園にかかわる公文書「改ざん」や、「働き方改革」法案のデータねつ造、自衛隊派遣日報の隠ぺい、幹部自衛官による国会議員への罵倒から、果ては財務次官によるセクハラなど、国民主権と議会制民主主義の根幹を揺るがす安倍政権の強権政治ぶり、驕りが極まる事態が次々生まれた。
また、安倍首相は自衛隊明記の改憲を唱えているが、公文書改ざん・隠ぺいなど一連の行政の暴走を続け、秘密保護法、安全保障法制、共謀罪法強行などの憲法違反の政治を続けている安倍首相に憲法を変える資格はない。
政府は、2018年度予算で社会保障費に関して診療報酬実質マイナス改定や生活保護費削減などで自然増までを大きく削った。診療報酬の連続マイナス改定は、医療崩壊・地域医療の維持を一層困難にしている。
その上、「骨太方針2018」や財務省の審議会などで、自然増削減路線を今後も継続し、「後期高齢者の自己負担2割化」「外来受診時定額負担」「風邪薬・湿布薬などの保険給付外し」などを具体化しようとしている。
私たちは、憲法を守り、生かす立場から、社会保障と平和を基盤とする政治の実現と、立憲主義を貫き、個人の尊厳や基本的人権を守る政治の実現に力を尽くすとともに、次の各項目の実現を求める。


一、社会保障は国の責任で拡充すること。患者の窓口負担を増やさず、軽減すること。
一、医療費総枠を拡大し、医科・歯科ともに技術料を中心に診療報酬を引き上げること。 保険診療の算定ルール簡素化など改善を行うこと。
一、消費税増税を中止し、医療は免税取引として「ゼロ税率」を適用すること。
一、原発ゼロを早期に実現し、再生可能エネルギー政策への転換を進めること。
一、平和憲法を守り、安全保障関連法や「共謀罪」法は廃止すること。沖縄・辺野古への新基地建設反対。政府は核兵器禁止条約に署名すること。
一、協会創立70周年に向けて、会員9200人の一層「たよりになる協会」を築こう。
以上、決議する。
2018年6月17日 
愛知県保険医協会第69回定期総会

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