協会の主張・決議・要望

【15.11.15】2015年第2回評議員会決議

2015年第2回評議員会決議

 安全保障関連法案は、「説明不足」と考える8割の国民、「今国会の法案成立に反対」という6割もの国民の意思に耳を傾けることなく、政府・与党の暴走によって強行成立させられた。これは、日本国憲法の立憲主義や民主主義・国民主権を否定するものである。私たちは、「違憲立法は許さない」の声を広げ、安保法の実動を阻止し、法制自体を廃止する決意を新たにする。
 また、安倍内閣は「アベノミクス第2ステージ 新3本の矢」として「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」を打ち出した。しかし、来年度予算要求では、社会保障費の伸びは6,700億円までしか認めず、さらに最終5,000億円まで削り込むという方針であり、政府の会議では診療報酬マイナス改定や「受診時定額負担」「高額療養費制度見直し」などの患者負担増計画を、2016年から2017年にかけて具体化する方針である。これでは「安心につながる社会保障」とは到底言えない。
 安全保障関連法や、社会保障費削減、消費税増税、TPP推進、原発再稼働などの政治は、軍事・経済・外交など国民生活の全てを脅かし、命や暮らし・尊厳を守る社会保障とは相容れない。
 私たちは、安全・安心の日本をつくるため、平和と社会保障を基盤とする政治への転換を求め、次の要求実現のために全力を尽くすものである。

一、診療報酬を引き上げること。保険でより良い歯科医療を実現すること。
一、新たな患者負担増を行わず、患者の窓口負担を大幅に軽減すること。
一、患者申出療養制度など混合診療の拡大や、TPPへの参加を行わず、国民皆保険制度を守ること。
一、消費税増税を実施せず、社会保険診療報酬はゼロ税率とすること。
一、一切の原発を再稼働せず、再生可能エネルギー政策に転換すること。
一、平和憲法を守り、安全保障関連法は廃止すること。沖縄・辺野古への新基地建設反対。特定秘密保護法は廃止すること。
以上、決議する。
2015年11月15日
愛知県保険医協会2015年度第2回評議員会

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