協会の主張・決議・要望

【15.09.19】安全保障関連法案の参院本会議での強行成立に抗議する

安全保障関連法案の参院本会議での強行成立に抗議する

 本日未明、参院本会議で安全保障関連法案の強行採決・成立が行われたことに、当協会は厳重に抗議する。
 法案は、「説明不足」と考える8割の国民、「今国会の法案成立に反対」という6割もの国民の意思に耳を傾けることなく、政府・与党の暴走によって強行成立させられた。これは民主主義・国民主権の否定である。
 そして、憲法学者や全国全ての弁護士会、最高裁元長官や元判事、元内閣法制局長官などが相次いで「違憲」と断じたように、この法案は憲法違反であることが明白だったが、法案強行は、日本国憲法の正面玄関ともいえる立憲主義を蹴破っての暴挙である。
 また、戦闘地域での兵站活動や集団的自衛権行使など、憲法九条の下で培われてきた平和主義を根本から破壊する法案でもある。
 このような法案を、衆議院に続き参議院でも数の力で再び強行成立させたことは、日本の歴史に大きな汚点を残すものであり、断じて容認できない。
 「命を守る医師・歯科医師として、手を尽くしてサポートした命が戦争で失われてしまうのは耐えられない」。これは多くの医療担当者の思いである。
 私たちは、安全保障関連法案の強行成立という暴挙に強く抗議するとともに、改めてこの法律の廃止を求める。
2015年9月19日
内閣総理大臣 安倍晋三 殿
愛知県保険医協会
理事長 荻野高敏

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