協会の主張・決議・要望

【12.05.15】診療報酬底上げ、新点数不合理是正を求める決議

再診料など診療報酬全体の底上げ、
新点数の不合理是正を求める決議(医科)

 4月26日・28日・29日の3日間、3会場で開催した新点数運用説明会には1,362人が参加した。各会場では参加者の総意で決議を採択、野田総理大臣と小宮山厚生労働大臣に送付した。その決議全文は以下のとおり。

 診療報酬改定からほぼ1カ月が経過し、多くの診療所・中小病院にとっては実質マイナス改定のもとで、医療事務や人員配置など過重な負担を強いられている。
 今回の改定で何より必要なのは診療報酬全体の底上げであったが、要となる再診料の引き上げは結局、見送られた。
 また、今回の診療報酬と介護報酬の同時改定は、2025年を目標とした「社会保障と税の一体改革」にそった改定と位置づけられ、入院医療を縮小して在宅への流れと、医療保険から介護保険への流れを促進するものとなっている。しかし、医療費抑制のために早期退院を促す在宅「重視」では、入院からも施設からも見放された大量の医療難民を生むことにならないか、という強い危惧を抱く。
 そのほかにも多くの不合理な内容が明らかになっており、その改善を含めて、当面、以下の要求の実現を求めるものである。

1.再診料を74点に引き上げるなど、診療報酬全体の底上げを行うこと。
2.医療保険での維持期リハビリテーションを原則2年後に廃止する方針を
  撤回すること。
3.一般病床に90日以上入院している患者の入院継続の抑制方針を止める
  こと。
4.入院料算定要件への管理栄養士配置の義務づけと栄養管理実施加算の
  入院基本料への包括を撤回すること。
                                  以上決議する。

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