協会の主張・決議・要望

【11.09.27】野田首相の国連での「原発推進」演説に抗議

野田首相の国連での「原発推進」演説に抗議し
脱原発・エネルギーへの政策転換を求める決議

 9月22日野田首相は、国連の原子力安全に関する首脳会議で、「日本の原発の安全性を世界最高水準に高める」と演説し、事実上「現在停止中原発の再稼動」「原子炉の海外輸出」を認める、原子力発電を推進する態度を表明した。
 3月11日の東日本大震災による、福島第一原子力発電所事故から半年を経たが、今日なお放射能汚染の広がりなど、事故の「収束」には多くの課題が山積しており、とても安全性を「世界最高水準に」と言える状況ではない。
 また今回の原発事故を教訓に国民のなかでは、原子力発電に頼らない、自然エネルギーを中心としたエネルギー政策への転換の世論が広がり、そのためにも国民自らが「省エネルギー」の努力を行い、この夏騒がれた「電力不足」も乗り切ってきた。
 菅前首相は浜岡原発の停止を要求し、引き続いて我が国のエネルギー政策として、「脱原発」の方向を表明、これには我々も多くの国民も歓迎した。しかし野田首相となって、今回のような「原発推進」の表明となったことに、我々は強く抗議する。
 そして次の事項を、あらためて野田首相に要請するものである。
1.原子力発電所の新たな計画はやめ、浜岡をはじめとした既存の原子力発電所を、順次廃炉とすること。
2.プルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」の建設および核燃料再処理工場の稼動をやめ、核燃料サイクルから撤退すること。
3.自然エネルギーを中心にすえた、エネルギー政策への転換を、直ちに推進すること。

2011年9月27日
愛知県保険医協会理事会

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