協会の主張・決議・要望

【07.12.15】一年を振り返る

民意を結集し、 医療改善の新年に会終盤

 「今年こそ、今年こそは」と願いつつ新年を過ごし、「今年もまた駄目だったか…」と言うのが、ここ十数年来の年末の決まり言葉になった感があった。が、「今年は一味違うぞ!」というのを、多くの会員が肌で感じているのではないだろうか。七月に行われた参議院選挙。予想されていたこととはいえ、自・公政権与党の思わぬ大敗北は日本の政治の流れを大きく変えようとしている。
 三十数年前、中曽根・土光による「臨調行革」から始まった自民党政権による「行政改革」は、先の小泉・竹中によって自公連立内閣の圧倒的多数をバックに、強行採決に次ぐ強行採決と言う数の暴力による強権政治で急激に国民生活を破壊し、国民の疲弊はその極みに達しようとしていた。しかし、今国民自らの手によって、改革とは名ばかりの改悪が、止められようとしている。参議院選挙における結果は、正に、「小泉構造改革の否定」という民意そのものであった。負担は増える、給付は減る。国民は時の小泉総理によって、公約どおり痛みだけ確実に押し付けられ、今なおそれが続いているのである。得をしたのは大企業と一部の富裕層のみ(一番得をしたのはアメリカだと言う説もある)。小泉・竹中のペテンにやっと気づいたのである。しかし安心してはいけない。次の衆議院総選挙で、賞味期限が切れたとはいえ自・公連立与党が負けるとは限らないのである。選挙はミズモノ、油断大敵!
 一番憂慮すべきは、小泉構造改革の本丸とも言われる「医療改革即医療費抑制」の掛け声の元、診療報酬の連続引き下げ、制度改悪による萎縮診療等で医療崩壊が進み、医科歯科ともに医院経営が大変なこの時期でも、そのことを政策として我々の首をじわじわと絞め続ける自・公政権を今なお支持しつづける医科・歯科の団体があることである。
来るべき年は、医療崩壊を防ぎ「保険で良い医療」「保険でより良い歯科医療」の実現のためにも、今変わりつつある政治の流れをより確実なものにしたい。来年には衆議院選挙が予想されている。会員はもとより、患者・国民の皆さんの民意を結集した「医療改善の実現」を心から願いたい。
 協会役員・会員・事務局総力をあげて頑張ろう!

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