あいち医師・歯科医師九条の会

【13.10.25】署名や声を上げる取り組みがカギ―医師九条の会がつどい

署名や声を上げる取り組みがカギ―医師九条の会がつどい

 「あいち医師・歯科医師九条の会」は、第十六回の憲法のつどいを十月五日(土)に協会伏見会議室で開催、「どうなる憲法、どうする憲法〜参院選挙後の情勢と憲法をめぐる課題〜」をテーマに、愛知県弁護士会から平井宏和副会長、同憲法委員会委員の田巻紘子弁護士を講師に迎えた。医師・歯科医師、市民ら四十人が参加した。
 平井副会長は、九六条改憲、集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法制定などの動きに関して、日弁連・中部弁護士連合会・愛知県弁護士会が大会決議・意見書・会長声明などを活発に表明していることを紹介した。
 さらに、愛知県弁護士会は、金山や栄での街頭宣伝や署名活動にも取り組んでいるとも述べた。
 その上で、平井氏は「改憲を掲げる自民党が圧勝した国政の状況で、多くのマスコミが改憲の危険性について触れないなど、弁護士会としての意見表明だけでは世論を変える力にならない」と述べた。そして、自ら関わった芦浜原発計画撤回訴訟では、訴訟自体は負けたが、県民過半数の八十万を超える署名を集約し、原発計画を撤回させたこと、ローン会社等の上限金利の引き下げ運動でも、署名や地方議会での意見書採択が国会議員も動かし、引き下げを実現したことを紹介して、運動の必要性を説いた。
 田巻氏は、内閣法制局長官人事や安保法制懇などを通じた集団的自衛権行使の容認の動きや特定秘密保護法制定の動きが進行しているとして、私たちが主権者として多方面から声を上げることが重要と述べた。
 特定秘密保護法案に関しては、自らが弁護団として参加した自衛隊イラク派兵訴訟で自衛隊の行動に関する情報開示文書は黒塗り部分が多くあったが、それでも得られる情報があったのに対し、特定秘密保護法では、このような文書自体が機密扱いされて開示されなくなる恐れがあると述べた。

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