あいち医師・歯科医師九条の会

【12.10.15】領土問題を機に改憲の危険が――医師九条の会がつどい

浦部法穂氏(神戸大学名誉教授)が講演

 「あいち医師・歯科医師九条の会」は第14回の憲法のつどいを10月6日(土)に中京大学名古屋キャンパスで開き、医師・歯科医師や市民ら38人が参加した。
 浦部法穂氏(神戸大学名誉教授、法学館憲法研究所顧問)が「どうなる憲法? どうなる日本?」と題して講演した。
 浦部氏は、尖閣諸島や竹島問題などを奇貨として一気に改憲へ突き進もうとする勢力があることを告発した。その例として、野田政権が集団的自衛権を容認したことや、自民党が四月に示した新憲法案で国際協調や平和主義に一切触れず、領土保全に国防軍による武力行使も可能とするような内容を持っていること、橋下大阪市長らの維新の会が自民党の改憲案と呼応する政策を示していることをあげた。
 そのために、領土問題の正しい理解が必要と述べた。尖閣諸島、竹島、北方領土などを「固有の領土」と主張する根拠は日中・日韓・日露間で双方に存在し、泥仕合になり解決せず、実効支配の現状を変えずに領土問題を「棚上げ」して、海洋資源・海底資源などの実利を追求することの方が良いと述べた。

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